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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第十四話 ホテルでの一時
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シン「大丈夫ですかアレックスさん?」
ステラ「アレックス…痛そう」
アレックス「…………」
腫れたアレックスの左頬にシンが湿布を貼ってやる。
アレックスはナオトに嫌われたと思い込み、凄く落ち込んでいた。
シン「(確か、ミーアさんとルナが残っていたよな。なら…間違いなく何か言ったな。何やってんだよ。馬鹿!馬鹿!!馬鹿!!!)」
シンは心の中でミーアとルナマリアを罵倒する。
するとノック音が聞こえる。
ステラ「誰…?」
ナオト「シ、シン…?」
シン「ナオトさん?」
こんな時間に何の用だろう。
シンは首を傾げた。
ナオト「ア、アレックス…知らないかな…?」
シン「…アレックスさんなら俺の部屋にいますけど……」
ナオト「そう…アレックス。ちょっと来てくれない?話があるの」
アレックス「ああ…」
ナオトとアレックスが部屋から去った。
シン「…大丈夫かな?」
ステラ「ナオト、アレックスのこと嫌いになった…?」
シン「う〜ん…ナオトさんに限ってそれはないと思うよ?」
ステラ「どうして…?」
シン「ナオトさんは多分アレックスさんのこと好きなんだよ。無意識に。あ、likeじゃなくてloveの方ね?」
ステラ「らいく?らぶ…?」
シン「likeは…そうだな、友達や家族が好きだって意味で、loveは…誰よりも好きってことかな?スッゴくドキドキするような感じで…」
ステラ「ステラ…シンと一緒にいるとドキドキする……」
シン「え!?」
ステラ「ネオと違う……シン、大好き…」
シン「わ、わああ!!す、ステラ〜〜!!」
ステラに抱き着かれたシンは顔を真っ赤にして大慌てするのであった。
アレックス「それで話って?」
ナオト「あ、あの…ね…た、叩いてごめん。あの時は少し考えごとしてて…アレックスのこと嫌いになったわけじゃないの。」
アレックス「そうか…よかった…嫌われてなくて……」
安堵したように言うアレックスにナオトは視線を泳がせながらも、口を開く。
ナオト「えっと…その…」
アレックス「…?」
ナオト「(ゔゔ…駄目だ。恥ずかしくて言えない…!!…このまま何も言わないわけには…でも、もう少しだけ…今のままでいいよね…?)アレックス…」
アレックス「何だ?」
口ごもるナオトの言葉を根気よく待つ
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