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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第十四話 ホテルでの一時
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〜っ!!…きゃああああああああ!!!!」
アレックス「っ!?」
ナオトの悲鳴と共にアレックスはまともにビンタを頬に喰らう。
ナオトはアレックスにビンタを喰らわせた後、猛スピードで逃げ出した。
呆然としながらそれを見つめるイザークとディアッカ。
アレックス「……い、一体…何があったんだ…?」
訳が分からず、アレックスは張られた頬を摩りながら呟いた。
ハイネ「ぷ…くく……」
ナオト「笑わないでよお!!」
ホテルのバーで声を押し殺しながら笑うハイネにナオトは顔を真っ赤にしながら叫ぶ。
ハイネ「いや〜悪い悪い。まさか、惚れたことに気づいた矢先にその相手を張り倒すなんてな!!」
とうとう堪えきれず爆笑してしまうハイネにナオトは頭を抱えた。
ナオト「うう…どうしよう、私完璧にアレックスに嫌われちゃったよ〜!!それに今までも私は何も考えてなくて、アレックスに申し訳なくて…」
ハイネ「(結構重症だな…)お前はアレックスのことは嫌いか?」
ナオト「…………嫌いってことじゃないんだよ。アレックスの気持ちを知っても嫌いになるとか思わない」
ハイネ「じゃあ、お前さ。アレックスが他の女の子に優しくしてる時、無性に腹がたったりしなかったか?」
ナオト「え?な、何いきなり…?」
ハイネ「いいから答えろよ」
ナオト「…腹がたったよ。アレックスを取られたって感じで…でもそれは家族だからなんだって思ってた」
ハイネ「それだけで充分だろ。じゃあお前はあの金髪が他の女に優しくしてる時、腹がたったりするか?」
ナオト「………しない」
ハイネ「ほーら見ろ。お前にとってアレックスは特別なんだよ。」
ナオトの答えにハイネが悪戯っぽく笑いながら言う。
ナオト「一体どうすればいいのお…?こんなこと初めてで分からないよ…」
ハイネ「まずは謝れ。そしてアレックスに告れ」
ナオト「無理!!」
あっさりと言うハイネにナオトは顔を真っ赤にして言う。
ハイネ「じゃあお前…アレックスが他の女とくっついてもいいのか?」
ナオト「あ…うう」
ハイネ「告白してキスでもしてやれ。アレックス相手ならそうすりゃ完璧」
ナオト「キ、キス!?は、恥ずかしい…」
ハイネ「ふうん、じゃあ俺はアレックスに他の女を紹介してやろうかなあ?」
ハイネが意地悪そうに言うとナオトは食いついた。
ナオト「止めて!!こうなったら…当たって砕けてやる!!」
ナオトの叫びがバーに響き渡る。
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