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とある物語の傍観者だった者
12話:禁書目録
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「「「よぉし、もっと泣かしてやる(ですの)」」」

 あれ?さっきまで慰めてくれていたカワイイ女の子たちが、急に鬼になった。

 義妹ゲーが心配とかそんなくだらない理由で病院抜け出すな、と。

「は? お兄ちゃん! 義妹ゲーなんか二次元より三次元な妹の方がいいでしょ!」

「アンタを心配した私の気持ちを返せやゴラァ!!」

「さすが犯罪者予備軍の殿方ですの。説教が必要みたいですの」

 などと、この場をあとにして近くの公園でまで連行され説教の嵐だ!!

 もうヤダ、心がもげそう……








「つーか、テスラ。ステイル=マグヌスの場所教えろよ。ちょっと行って殴ってくる」

「お兄ちゃん、ダメだっつってんだろうがっ!!」

 いや、ここだけは譲れなかったりする。

 次回、絶対にあのロリコン魔術師をぶっ飛ばしてやるからな!!だったらいいのにな……と、メタ発言許して。

 さて、どうやってこの自称・妹を説得しようか。
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