暁 〜小説投稿サイト〜
SAO<風を操る剣士>
第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第一章 第一層攻略
第3話 ゲーム開始一日目で…
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の《実つき》たちを倒す。シリカはまず《花つき》を倒してくれ」
「わ、分かりました!」
 シリカと俺は3匹に向かって行った。

「うおーーー」
 俺は自分でも、今日一番速いんじゃないかと思うスピードで、《実つき》に《ホリゾンタル》を放った。どうやら、先制攻撃を成功させたようだ。
 そのままソードスキルの硬直(こうちょく)が解けてからすぐに切りかかり《実つき》を倒し、そのまま《花つき》の1匹を倒しに行く。

 俺はシリカが1匹倒すのと同時に《花つき》を倒し、シリカに次の指示を出した。
「シリカ、あそこにある大きな木に行くんだ、木を背にすれば少なくとも後ろから攻撃される事は無いはずだ!」
「はい!」

 俺たちは大きな木に着いたあと、すぐにHPを回復した。
 その後、俺が《ヒッキーモンキー》用にと村で買ってあった《ブロンズソード》に装備を代えると同時に《ヒッキーモンキー》たちは俺たちに攻撃を仕掛けてきた。

 ニホンザルが大口開けて、手を3つの大きな爪にしたような姿の《ヒッキーモンキー》が、俺にその大きな爪を振るってきたので、俺はそれを右に避けて、それからその開いている口に剣を刺した。

 《ヒッキーモンキー》はレベル2で俺は4、しかも《ブロンズソード》に代えたので、さっきよりも耐久度(たいきゅうど)の減りが早いが、攻撃力(こうげきりょく)が高いため一撃だった。
 …ちなみに《リトルネペント》にはこの剣は相性(あいしょう)が悪く使わなかった。

 その後も俺が、前で敵を倒していき、シリカは俺の後ろで援護をしていった。
 俺のHPが減ったら、シリカと交代してもらった場面などもありながらも、俺たちは確実に数を減らしていった。



====================



 その後、何分戦っていたのだろうか…
 HPを確認すると、俺がレッドでシリカもイエローゲージになっていた。
 俺とシリカは何もいなくなった木の目の前でただただ座っていた。

 そして座りながらしばらくして…視界中央(しかいちゅうおう)にクエスト達成のメッセージが出た。
「…は、ははは、やったな!」
「は、はい! やりました! あはは…」
 それを見て、自然と笑ってしまった。

「さぁ、そろそろ村に帰るか」
「そうですね」
 俺たちはしばらく笑い合ってから、HPを回復して帰ることにした。



=============



「それにしても、本当に大変でしたね」
「ああ、でも終わった今となると、俺たち二人のパーティーだから、一人で1万5000コルだろ? 苦労の分の得はしたよ。それに二人とも2個のクエストをクリアできたし」
「そうですね」
「あとは、レベルが5になった事かな」
「え!そうなんで
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ