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インフィニット・ストラトス〜二人の白の騎士〜
第7話  『夕方の公園』
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を私の手に置く。


「一応、お守りの鈴だけど。ごめんねこんな物しかあげられなくて」
「そんなこと・・・ないです。あり・・・がとうございます」


 この時の私の顔は涙と鼻水でとても人前に出るのが恥ずかしかった。
 とうとう迎えの車が到着した。


「また、会えますか?」
「うん。きっと会えるよ」
「じゃあ、約束してしてください」


 ライさんはいつもの優しく微笑み小指を出した。


「約束するよ」


 指切りをして抱き付いていたライさんから離れ車に乗り込む。
 車が走りだす。

 これからどこに行くのかもわからない。
 不安でいっぱいだけど。

 ライさんからもらった鈴を握りしめる。

 私のそばにはいつもライさんの鈴があるから大丈夫。

 
「あなたの事は忘れません、ライさん」




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