暁 〜小説投稿サイト〜
機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第十三話 ディオキアでの一時
[1/7]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
ガルナハンを攻略したミネルバは、ジブラルタルより進軍したザフト軍によって解放された黒海沿岸都市の1つ、ディオキアに寄港した。
ナオト「今まで海だの基地だの山の中だのばかりだったから、こう言う綺麗な街っていいね。」
アレックス「ああ、そうだな」
タリア「アレックス、ナオト。これからミネルバと各機体の修理に時間がかかるみたい。あなた達は明後日の出港まで突然だけど休暇にするわ」
アレックス「はい」
ナオト「分かりました」
タリア「しっかり休んでおいてちょうだい」
アレックス、ナオト「「はっ」」
これから休暇を取るというのにきっちり敬礼をし、軍人である態勢を崩す気配の全くないアレックスとナオトにタリアは苦笑してしまった。
本来ならばアレックスとナオトの行動は正しい。
しかし、彼らはFAITHゆえにタリアと同じ位置に立っている上に、どうにも軍人としてなりきれていないメンバーが多いこの艦にいながらその姿勢を崩さないのは、彼らの真面目さと頑固さを感じさせた。
休暇であることを告げようとアスランが4人の姿を探しているとちょうど前方から4人が歩いてきた。
アレックス「4人共。突然だが艦と機体の修理に時間がかかるから、今日は一日休暇を取って、街に降りてもいいぞ」
ルナマリア「本当ですか。やった」
アレックス「ああ」
ルナマリアが軽く歓声を上げ嬉しそうに笑う。
ルナマリア「あ、それじゃあ。アレックスさんとナオトさんも一緒に行きましょう」
ぐいっとルナマリアがアレックスとナオトの腕を引き、艦の入口へ向かった。
6人が通路を歩いていると、艦外からもの凄い歓声が聞こえてきた。
入口の近くであり、しばしの休息ということで艦の入り口が開いていたためとは言え、その凄い音に6人は呆気に取られながらも外へと向かった。
「ラクス様〜!!」
「こっち向いてくださ〜い!!」
艦の外へ出ると、ディオキア基地在中の兵士達の殆どと思われる人数が集まっていた。
そして、その中心ではピンクの髪が舞っていた。
ステラ「わあ…」
シン「あれって…」
アレックス、ナオト「「(ミーア!?)」」
彼女は確か、議長が自分達に紹介してくれたラクスの代役のミーア・キャンベルだ。
ルナマリア「え、ラクス様が来てるの!?」
ミーアの姿を見てルナマリアが声を上げる。
ミーアはピンク色のザクの掌にいる。
白いグフとディンに支えられていた。
ミーア「勇敢なるザフト軍兵士の皆さーん!!平和のために本当にありがとう!!1日も早く戦争が終わるよう、私も切に願ってやみませーん!!」
ナオト「(ミーア…ちょっとイメージが違わない?偽者と思われたりは…しないか)」
かつての本物の
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ