暁 〜小説投稿サイト〜
機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第十二話 ローエングリンゲート
[1/5]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
ガルナハンを地球軍から開放するための作戦に、現地住民の 協力が得られた。
そして、その協力者と落ち合う場所に立っていたのがまだ幼い少女で、アレックスとナオトは驚いた。

アレックス「君……1人で来たのか?名前は?」

アレックスが視線を合わせて尋ねると、少女は真っすぐアレックスの瞳を見返した。

?「コニール……私1人で充分だろ?」

幼いながらもしっかりとした瞳に、アレックスは敬意を表し、微笑む。

アレックス「ようこそ、ミス・コニール。協力を感謝する」














































前日には連絡をしていたため、ブリーフィングルームには パイロットスーツを着込み、戦闘準備の整ったパイロット達が既に席についていた。

シン「子供…?」

ぽつりとシンが言った言葉にコニールはむっと眉を顰める。
そして、それを見たアレックスは内心溜め息を吐いた。
アレックスの隣ではナオトが苦笑している。

アーサー「着席。さあいよいよだぞ。ではこれよりラドル隊と合同で行う、ガルナハン・ローエングリンゲート突破作戦の詳細を説明する。だが知っての通り、この目標は難敵である。以前にもラドル隊が突破を試みたが……結果は失敗に終わっている。そこで今回は、アレックス」

アレックス「え?」

アーサー「代わろう。どうぞ。後は君から」

アレックス「…はい。ガルナハン・ローエングリンゲートと呼ばれる渓谷の状況だ。この断崖の向こうに街があり、その更に奥に火力プラントがある。こちら側からこの街にアプローチ可能なラインは、ここのみ。が、敵の陽電子砲台はこの高台に設置されており、渓谷全体をカバーしていて何処へ行こうが敵射程内に入り隠れられる場所はない。超長距離射撃で敵の砲台、もしくはその下の壁面を狙おうとしても、ここにはMSの他にも陽電子リフレクターを装備したMAが配備されており、有効打撃は望めない。」

ルナマリア「陽電子リフレクターってあの大型MAと同じ?」

オーブ沖で見た大型MAがルナマリアの脳裏を過ぎる。

アレックス「ああ、それで今回の作戦なんだが」

シン「あの…」

アレックス「ん?」

アレックスの言葉を遮ったシンに全員の視線が向けられる。

シン「あ…すいません」

アレックス「いや、構わない。意見があるなら言ってくれ、エースの意見は重要だ」

シン「はい、大型MAなんですけど、そいつはオーブ沖で大型MAを倒した時の手は使えないんですかね?」

ナオト「うん、そのMAの護衛にも、多数のMSが確認されているんだ。やれるかもしれないけど、難
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ