暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第171話 風竜VS天神
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ぁ・・・はぁ・・はぁ・・・・」

バロンもシェリアも息が荒く、すでに魔力の限界に近づいてた。

バ「はぁ・・・はぁ、じ、事故回復は・・便利な、魔法・・だね。はぁ、はぁ・・・」

シェ「はぁ、はぁ、ま・・まぁね。はぁ・・はぁ・・・はぁ、はぁ・・・」

短い会話を終わらせると、バロンは頭上で両手をクロスし、シェリアは両腕を横に広げると、

バ「滅竜奥義・・・」

シェリ「滅神奥義・・・」

バロンの両手には風が集まり、次第にそれが徐々に膨れ上がっていく。シェリアの広げた両腕には黒い空気の渦が集まっていく。

チャ「おぉっと!ここで両者揃って大技を放つようですっ!」

ヤ「これで最後かねぇ。」

バロンの両手に集まった風は大きな球体になり、シェリアの両腕には大量の黒い空気の渦が集まっていた。

ル「ちょ、ちょっと!あんな至近距離で奥義を放つのぉっ!?」

ショ「ちょっと、危ないんじゃないか?」

リョ「「ちょっと」じゃなくて、「かなり」ヤバイだろっ!」

そして―――――















バ「風邪烈媒花ッ!!!」

シェリ「天ノ業雲ッ!!!」















風の球体と黒い大量の羽が激しくぶつかり合い、ドドドガガガガガァァァァァァァァァァン!!!と大爆発が起こった。

観1「うぉああぁぁあぁあああっ!」

観2「ぎょええぇえぇぇえええっ!」

観3「ひゃあああああああああっ!」

チャ「バ、バロンとシェリアの最大攻撃が激しくぶつかり合い、強風と砂煙が起こる大爆発がっ!!」

ヤ「こりゃたまげたねぇ。」

ジェ「COOL!」

砂煙のせいで、会場にいるバロンとシェリアの様子が見えなくなっていた。

ウェ&リ「シェリアー!」

ハ&イ「バロンさん!」

会場に視線が集まる。すると、砂煙の中から黒い影が―――砂煙が晴れると、さっきより息を切らしながらも、その場に立っているバロンとシェリアがいた―――――と、思ったのも束の間、

シェ「・・・ぅっ・・!」

シェリアが小さな呻き声を上げてその場に肩膝を着いた。すると、

バ「・・・・くっ・・・!」

バロンが膝から崩れ落ちるようにその場に倒れた。それからバロンが立ち上がる事は無かった。

チャ「試合終了ォォォ!勝者、シェリア・ブレンディ!蛇姫の鱗(ラミアスケイル)、10ポイント獲得!!」
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ