第171話 風竜VS天神
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チャ「盛り上がってきたところで、続いて第3試合に参りましょうっ!!」
ヒビキ、ショールと続いて新たなイケメン魔道士が現れた事により会場は更に盛り上がっていた。今でも観客の女性の大半の瞳はハートのままだ。
チャ「第3試合、四つ首の猟犬、セメス!!VS白い柳、シェナ・ティッド!!」
観全「オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!」
石造りの会場の出入り口からロボットのような巨体をしたセメスが姿を現した。
ロ「セメス!お前の真の力を見せてやれっ!俺達は、ワイルド・・・」
四つ首全「フォーーーーーッ!!!」
ロッカーの声を合図に四つ首の猟犬のメンバーが声を揃えて叫ぶ。
マ「相変わらずワイルドな人達だな〜。」
エル「マヤも似たようなもんだろ。」
マヤが組んだ両手の甲に顎を乗せて呟き、その発言にエルフマンが突っ込んだ。反対の石造りの会場の出入り口からはお尻がすっぽり隠れてしまう長い金髪を風になびかせながらシェナが姿を現した。
ル「あっ!あの人、以前週刊ソーサラーのグラビアに出てた人だ。」
グ「欠かさず見てんだな・・・」
ト「という事は、ミラさんとも親しいんでしょうかね?」
当の本人であるミラはこの場にはいないのだが・・・両者会場のど真ん中で向かい合うように立ち止まり、試合が始まる合図をじっと待つ。
チャ「第3試合、開始ッ!!」
チャパティ・ローラの実況と共に像の上にいる男が銅鑼をゴォォォォォン!!と力強く叩いた。試合が始まった。最初に動き出したのは、
シェ「金髪!」
シェナだった。自慢の長い金髪の先端に雷に変えながら自由自在に操る。
エ「フレアと同じ魔法か?」
フレア・コロナ。元大鴉の尻尾の魔道士だ。フレアの場合自信の長い赤髪を炎に変え自由自在に操る魔法を使う。
リョ「あいつの事だったのか。「金髪のシェナ」ってのは。」
リョウは納得したように呟いた。セメスは雷に変わったシェナの金髪を巨漢とは思えない素早い動きでかわすと、
セ「これでも食らえっ!」
その巨漢の体をものすごい速さでこまのように回転させ、高速回転したままシェナに襲い掛かる。シェナも可憐な身のこなしでセメスをかわす。逃げ回るシェナを高速回転したまま追いかけるセメス。
チャ「こ・・これはまるで、猫と鼠の追いかけっこだぁぁぁっ!」
ヤ「会場にいるのは猫でも鼠でもないけどね。」
ジェ「どっちが先にダウンするんだぁっ!?COOOL!」
ジェイソンの髪の毛はアンテナのようにピーンと立ち、腕を上下に振っている。一方、
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