暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 世界を渡りあるく者
第二章 魔術師と英霊たちとの邂逅 〜冬木 第五次聖杯戦争〜
英霊って生前からこんなチートなの?
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!」

赤いのが注意してくる。うなもん分かってる、こっちは運命、即ち因果に敏感なんだ

あの槍からはとんでもない気配がしてきている

「絶対に当たる?違う、そうか!因果を捻じ曲げるのか!」

「ご名答!んじゃ、死にな!|

ランサーが俺の桜花と同じ速度で突っ込んでくる

刺し穿つ(ゲイ)....」

剣で弾く、いやこちらに当たった瞬間に心臓を貫かれる

避けられるか?いや無理だ。どうやってもかする

ならば、運命を変える。それがこの身には許されている!

だが、当たる運命を変えるには因果が強固だ、どうする?






簡単だ、当たってもいい。生きてさえいれば(・・・・・・・・)





だがそれでも魔力が足りない。どうする?






こちらも決まっている

「我が命よ.....今こそ廻れ!」


命を代償に魔力を得る。これならば!

死棘の槍(ボルグ)!」

ぐさっ、という音とともに心臓に刺さる。だが中心には刺さらず、心臓の端に刺さった

「何をした」

「おし....えるものかよ」

ランサーは槍を引き抜き、もう一度構えた。そしてついてきたところを

「なんだ?アーチャー」

「何、弱っているようだから倒させてもらおうと思ってね」

アーチャー?が割り込んできた

「っち、引けと命令されたんでな。じゃあな」

ランサーは槍を引き、常人じゃない速度でこの場から離脱した

「ちょっと、大丈夫?」

「おいリン!」

もう....終わったか?

休んでも、問題ないよな?

終わったとわかり出血多量と痛みで限界だった俺は、意識を繋ぎとめるのをやめた
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