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ドリトル先生と京都の狐
第三幕その一
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「そうなんだね」
「これも日本文化なんだ」
「和歌っていうのも」
「そうなんだよ、見ればどの和歌も」
 その和歌達を読みつつです、先生は言うのでした。
「名のある人が歌った名のあるものだね」
「そうみたいだね、僕も和歌はよくわからないけれど」
 王子も先生の傍でその和歌とお花達を見つつ述べます。
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