第170話 不思議な手品師
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ォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!」
ショ「それじゃ、行って来る。」
いつもの白いトレーナーに黒いベスト姿に戻ったショールが会場に向かう。
ト「ショールさん、頑張って下さい!」
フ「1日目のリベンジだと思って、全力でいけよっ!」
リョ「でも、怪我が完治したばっかなんだ。あんま無茶はするなよ。」
昨夜まで頭に巻いていた包帯が取れたばかりのショールは額に手を当てながら振り返ると、
ショ「大丈夫。今度こそ、良い結果を残してくる。」
そう言って微笑むとまた会場に向かって行った。
マ「それより、あのキルロっていう人・・・」
ユ「何者なんだろうね?」
一方、妖精の尻尾Aの待機場所では、
ナ「次はショールか。」
エル「あいつも2週間の修行で力つけてきたからな。漢の勝負、見せてくれるわい!」
なぜかエルフマンが一番気合が入っている。
ル「エルザは応援しなくて良いの?」
ルーシィが隣にいるエルザに問うと、
エ「な〜に、ショールは生活でも勝負でも常に冷静を保っている。応援しなくても、あいつは仲間の期待にちゃんと応える奴だ。心の中で応援するだけでも十分だ。」
ル「そっか。」
ルーシィはエルザの答えに小さく微笑んだ。
グ「それより、俺が一番気になるのは・・・」
ウェ「あのキルロという方ですよね。」
観女1「キャーーーーー!ショ〜ルゥ〜♪」
観女2「頑張ってぇ〜♪」
観客の女性達の歓声がショールに降り注ぐ。
ショ「(うぅ・・困ったなぁ〜・・・すっごく戦いにくい・・・)」
ショールは曖昧な笑みを浮かべながら会場のど真ん中で立ち止まる。目の前には黒いパーカーのフードを目深に被った男か女かさえ分からない青い天馬の魔道士、キルロ・ラルネスがショールの事を静かに見つめていた。
ショ「(キルロ・ラルネスさんか・・・見た目的に男だな。青い天馬の魔道士だから、きっとヒビキさんやイヴ君、レンさんみたいにイケメンなんだろうな。でも、フードを被ってるから顔が分からないや。)」
キ「・・・・・」
キルロは相変わらず表情を一切崩さずにショールの事を静かに見つめていた。
チャ「第2試合、開始ッ!!」
チャパティ・ローラの実況と共に像の上にいた男が銅鑼をゴォォォォォン!!と力強く叩いた。試合が始まった。
キ「初めまして。1ヶ月前に、青い天馬に加入したキルロ・ラルネスと申します。今回はよろしくお願い致します。」
ショ「えっ?あ、ショー
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