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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第十話 インド洋の激闘
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れる。
この感覚を自分は知っている。
身体全体に広がる万能感。
今ならどんな敵でも叩き潰せる気分だ。
セイバーはビームサーベルとビームクローを展開して、カオスに急接近すると、瞬く間にカオスの四肢を切断し、踵落としをカオスに喰らわせ、海に叩きつけた。

ネオ「スティング!!ちっ…あの赤いMSのパイロットは化け物か!!?」

ナオト「ちょ、アレックス。すっごい!?」

瞬く間にカオスを倒したアレックスにナオトは驚きを隠せない。

アレックス「シン、ナオト。大丈夫か!?」

シン「大丈夫ですけど数が多過ぎるんです!!後、この隊長機が邪魔で…!!」

インパルスが赤紫のウィンダムに翻弄され、他のウィンダムのいきなり統制の取れた射撃に襲われている。

ナオト「くっ…反応が遅いせいで、満足に戦えないなんて…!!」

苛立ちを隠せないナオト。
セカンドステージであるセイバーとインパルスはアレックスとシンの要求に着いていけたが、とうとうグフはナオトの無茶な機動に悲鳴を上げた。
グフのフライトユニットが突如、機能を停止したのだ。

ナオト「え!?」

アレックス「ナオト!?」

シン「ナオトさん!?」

ナオト「きゃあああああああ!!!!?」

フライトユニットの機能が停止し、グフは建設中の連合の基地付近に落下したのだ。










































ナオト「痛たたた…あ〜もう、ツイてないなあ…って、ここ基地なの?」

ナオトがグフのコクピットから出ると、首を傾げたが、足音が聞こえ、急いでこの場を去った。









































少し離れた場所の地面が動いた。
同時にそこから警備兵が一人だけ、出てくる。

ナオト「へえ…」

どうやらこの建設中の基地にはカモフラージュがされているようだと、ナオトは身を隠しながら思った
警戒に当たっている警備兵を見つめた。

ナオト「出来ればあの基地にも潜入したいな。私のグフは壊れちゃったし上手くいけばダガーかウィンダムを奪えるかもしれないし…ね…」

ナオトは警備兵がナオトがいる反対方向を見た瞬間、警備兵に襲い掛かり、気絶させる。
そして警備兵の服を奪い、それを着て、メットを深くかぶると基地の中に潜入する。









































基地内
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