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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第九話 再会
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タリア「悪いわね。カーペンタリア経由で任務が来たわ」
アレックス「ジブラルタル・スエズ攻略戦中のザフト軍支援……ですか」
アレックスとナオトの方に回されたモニターには議長直々の任務が映っていた。
ミネルバは最新鋭とはいえ宇宙艦。
MSも6機中2機は宇宙用で飛行能力がなく 海上戦では殆ど役に立たない。
カーペンタリアから宇宙に上がるだろうと思っていたのだが、アレックスとナオトは議長の考えが分からず、首を傾げた。
タリア「議長の意図することが分からなくて、あなた達を呼んだのだけど」
ナオト「すみません。私達にもちょっと……まあ、これだけの最新鋭艦をまだ、それほど戦闘の激しくない宇宙に置いておくのも勿体ないとは思いますが…」
タリア「そう、ありがとう。補給が済み次第、まずはスエズ戦前戦のマハムールへ、カーペンタリアからは潜水艦のニーラゴンゴが一緒になるわ」
マハムールという地名に簡易な地理情報を頭に描いてアレックスは眉を顰めた。
アレックス「マハムールはどちらかというと地球軍と現地住民の抗争が主でしたよね……」
積極的自衛権の行使を使うにはやや不安が残る。
同じナチュラル。
いわゆる民族間の抗争はなかなかデリケートなものがあるのだ。
タリア「ええ、全く…あの狸は何を考えてるのかしらね?」
アレックス、ナオト「「は?」」
ぽつりとタリアの口から零れた不穏な言葉にアレックスとナオトはぎょっとし、聞かなかったことにしようと自己完結させた。
ナオト「艦長。それでは、整備の方もありますので」
敬礼をして、アレックスとナオトは速やかに部屋を後にした。
アレックス「しかし狸とは……」
ナオト「確かにぴったり」
彼に当てはまる言葉にアレックスとナオトは苦笑する。
メイリン『コンディションレッド発令、コンディションレッド発令。パイロットはMSにて待機してください』
アレックス、ナオト「「!?」」
突然鳴り響いた警報に、アレックスとナオトはパイロットスーツに着替えるため、走り出した。
パイロットスーツを着て、搭乗機で待機していたアレックス達。
メイリン『インパルス、セイバー、ガイア、グフ発進願います。ザクは別命あるまで待機。インパルス、フォースシルエット装着。発進スタンバイ。全システムオンラインを確認しました。気密シャッターを閉鎖します。カタパルトスタンバイ確認。X23Sセイバー、アレックス機、発進スタンバイ。全システムオンライ
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