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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
外伝
外伝1:フェイト編
エピローグ
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それに裏を返せばそんだけスバルに
 期待してたってことやろうし。な、ゲオルグくん?」

「いやいや、単に仕事が雑だから叱ってただけ」

肩をすくめてゲオルグが言うと、スバルとはやてはガクッと肩を落とした。

「ゲオルグくん・・・・・私のフォローが台無しやんか・・・」

「そりゃないですよぉ・・・・・」

スバルは肩を落としたままその場を離れた。
少し離れたところにいたティアナのそばまで行くと、
同情の表情を浮かべたティアナに呼び止められ肩をポンと叩かれていた。

その様子を眺めていたゲオルグは、自分のズボンを引っ張られる感覚を覚え、
目を向けると不満げに頬を膨らませるヴィヴィオがゲオルグの顔を見上げていた。

「パパ・・・ヴィヴィオのお肉は?」

「ごめんごめん。 ほら、どうぞ」

ゲオルグがそう言って皿を手渡すと、ヴィヴィオはうれしそうに笑って
なのはの隣に座って皿の上のものを食べ始めた。

「なあ、ゲオルグくん」

ゲオルグは隣に立つはやてに声を掛けられ目を向ける。
ゲオルグが見たはやての顔は直前までとは違って真剣そのものだった。

「なんだ?」

「ちょっと話があるんやけど、ええかな?」

「話か・・・。いいんだけど、ちょっとだけ待っててくれ」

「ええけど、なんで?」

「なのはに一言言っとくのと、酒でも取ってこようかと思って。
 はやても何か飲むか?」

「ええの? ほんならビールで」

「了解。 じゃあちょっと待ってろよ」

ゲオルグははやてに向かってひょいと手をあげると、
身をひるがえしてなのはが座る椅子の方へ歩いて行く。

「なあ、なのは」

「どうしたの?」

「ちょっとはやてと話してくるけど、いいよな?」

「はやてちゃんと? うん、いいよ。 わたしの方は大丈夫だから」

「ありがと。 気をつけてな」

なのはとの短い会話を終えると、ゲオルグはウッドデッキを登り
リビングを抜けてキッチンに入ると冷蔵庫からビールの瓶を2本取り出した。
そしてはやての待つ庭に引き返しかけるが、食器棚の中のグラスを見て足を止める。

(俺はいいけど、はやてにラッパ飲みさせるのはまずいか・・・)

ゲオルグはグラスをひとつ手に取ると、庭に向かって再び歩き出す。
庭に下りると、真っ直ぐにはやてのところへと向かう。
はやてはバーベキューコンロから少し離れたところにある椅子に腰をおろしていた。
ゲオルグははやての隣にある椅子にドカっと座ると、はやてにグラスを手渡し
ビールを注いだ。

「ありがとう」

微笑を浮かべたはやてが感謝の言葉を述べると、ゲオルグは黙ったまま頷き
もう1本のビールを開けてラッパ飲みで呷る。
そしてポ
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