外伝
外伝1:フェイト編
エピローグ
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もしれないけど・・・・・でも、気になるんだもん。
どうなの、フェイトちゃん?」
「私もそれは気になるわ。 フェイトちゃんの話を聞いてると
そういう関係なんを想像してまうもん。
実際のところどうなん、2人とも?」
なのはに続いてはやてに問われ、フェイトとゲオルグは思わず
お互いの顔を見合わせた。
そして2人とも苦笑しなしながらそれぞれの考えを述べる。
「えっとね、私はゲオルグのことが好きだったんだと思うな。
ゲオルグと話してる時はすごくドキドキしたしね」
昔を懐かしむように遠い目をしてフェイトがそう言うと、
ゲオルグは驚きで目を丸くしていた。
「そうだったのか・・・。 だったら、俺とフェイトが付き合ってても
おかしくなかったんだな・・・・・」
「ちょっ、それどういうこと!?」
呟くように言うゲオルグに対して、なのはが詰め寄る。
その勢いにゲオルグは気圧されつつ応える。
「落ち着けって。 あくまで当時のことだけど、俺も同じだったんじゃ
ないかと思うんだよ。 フェイトのことを目で追ったりしてたからな」
ゲオルグがそう言うと、シンクレアが怪訝な表情を見せた。
「なんでフェイトもゲオルグさんも"と思う"なんですか?
2人とも自分のことでしょ?」
「今思えばってことなんだよ。
当時は俺も子供で恋愛とかそういうのに疎かったからな。
フェイトもそうだろ?」
ゲオルグが尋ねるとフェイトは黙って頷く。
「フェ、フェイトちゃんは今でもゲオルグくんのこと、好きなの?」
「うん、すきだよ」
恐る恐るといった感じで尋ねるなのはの問いに、
フェイトは微笑を浮かべて答えた。
その直後、なのははフェイトの襟を掴んで前後に揺さぶり始める。
「ちょっと! まさか、フェイトちゃんはゲオルグくんをわたしから取り上げる
つもりなの!? そもそもフェイトちゃんにはシンクレアくんっていう
立派な旦那さんがいるんだからそんなのだめなんだよ!
それにわたしのお腹にはゲオルグくんとの子供もいるんだよ!
だからだめなの、だめったらだめなの!」
なのはにゆすぶられてフェイトの首はガクガクと揺れる。
「な、なのは!? 待って、ちょっと待って!」
フェイトはなのはに揺さぶられながらなのはを止めようと声をあげる。
だが、我を忘れているなのはにその言葉は届かない。
「おい、なのは!」
ゲオルグがなのはに向かって声をかけながら、なのはの手に自分の手を重ねると
なのはの手が止まった。
「ゲオルグくん?」
「今の俺にはなのはだけだからそんなに取り乱すなって」
「・・・ほんと?」
「本当だよ。 俺が女の子として好きな
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