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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第八話 激戦
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静かにカガリの方を向いた。
アレックス「俺はアレックスだと何度言えば分かるんです?」
アレックスはそういうと振り返ることもせずシンを追い掛けた。
ミネルバがオーブから出ると、すぐにコンディションレッドが発令される。
シン「何だ!?」
ルナマリア「一体なんだって言うのよ!?」
そう思っていると、艦内放送によって艦長から現状が告げられた。
タリア『現在、本艦の前面には空母四隻を含む地球軍艦隊が、そして、後方には自国の領海警護と思われるオーブ軍艦隊が展開中である。地球軍は本艦の出航を知り、網を張っていたものと思われ、またオーブは後方のドアを閉めている。我々には前方の地球軍艦隊突破のほかに活路はない。これより開始される戦闘は、かつてないほどに厳しいものになると思われる。本艦はなんとしてもこれを突破しなければならない。このミネルバクルーとしての誇りを持ち、最後まで諦めない各員の奮闘を期待する』
この報告を受け、艦内にいたミネルバクルーは全員驚愕する。
ルナマリア「そんな…ナオトさんがいないこんな時に…」
レイ「仕方ない。今いる俺達が退けるんだ。艦隊はアレックスとシンに任せるしかない」
ルナマリア「そうよね、ザクは飛べないし。」
アレックス「シン、怒りに囚われるな。冷静になれ。」
シン「分かってます。シン・アスカ、コアスプレンダー。行きます!!」
アレックス「アレックス・ディノ、セイバー。出る!!」
ルナマリア「ルナマリア・ホーク、ザク。出るわよ!!」
レイ「レイ・ザ・バレル、ザク。発信する!!」
インパルス、セイバー、ザクが出撃する。
シン「数ばかりゴチャゴチャと!!」
アレックス「シン、左側に敵を追い込んでくれ!!」
シン「はい!!」
セイバーとインパルスが突っ込むと敵MSは鳥が逃げるように散開する。
シン「墜ちろ!!」
インパルスのビームライフルからビームが放たれ、二機撃墜する。
セイバーもMA形態に変形し、グリフォン2ビームブレイドのビームを展開して、敵MSを撃墜していく。
しかし、インパルスとセイバーが撃ち漏らした敵MSがミネルバに攻撃を加える。
アレックス「しまった…!!」
シン「こんなところでやられてたまるかーーーっ!!!!」
アレックス「ええい!!」
MS形態に戻したセイバーを敵の密集した所へと突っ込ませ、ビームサーベルを抜き、脚部のビームサーベル、シールドのビームクローを展開しながら敵を薙ぎ倒し、離れている敵機には背部のアムフォ
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