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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第七話 居場所
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にならないだろ。後、ルナ。お前のどこが小鹿なんだよ。どちらかと言うと女豹だろ?」

ルナマリアの小鹿発言にアレックスとレイが首を傾げる中、シンがズバッと言う。

ルナマリア「何ですって!!?」

アレックス「言い過ぎだぞシン」

シン「じゃあ否定出来るんですか?」

アレックス「……」

否定しようとしたが、即座に言葉が出て来ないアレックスであった。

ルナマリア「何で黙るんですか、そこは否定してくださいよ!!」

シン「あー、はいはい。」

シンは誤魔化すように話題をすり替える。

シン「あー、ルナ。全敗したんだからオーブに着いて、許可が出たらシュークリーム買ってこいよ。店の場所教えるし金出すから」

手土産がわりとでも言いたげな顔をして、何を言い出すかと思えばコレである。
ルナマリアは半ば呆れながら台詞を反芻した。

ルナマリア「な、何いきなり?シュークリーム?」

シン「オーブしかない新鮮なベリー系フルーツをふんだんに使ったベリーシュークリームにベリーソースがかかってる奴…。一勝も出来なかったルナに罰だ」

アレックス「甘そうだが、美味しそうだな」

シン「どういうわけか、あのシュークリームはオーブにしか売ってないんですよね。」

ルナマリア「わ、分かった…私とナオトさんと、レイとアレックスさんとシン…5つ買えばいいの?」

シン「6つだ。せっかくだからメイリンにも買ってこいよ」

レイ「ナオトは喜びそうですね」

アレックス「ああ、ナオトは甘い物が好きだからな」

オーブに行くまでの間、和やかな空気が彼らに流れていた。
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