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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第七話 居場所
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場合かよ。どうしてそうなんだ、お前は」

ヴィーノ「人のこと言えるのかよ、ヨウラン」

ルナマリア「でもイメージと違うなあ。テレビや写真の海って、もっと鮮やかな青じゃなかった?」

アレックス「それは空の色だ。海の青は、空の青を写しているんだ。だから空が晴れていない時は、海の色も濁って見える」

レイ「…確かにあのような空も見たことはありませんね……」

ユニウスセブンの破片落下の影響で濁った雲が、辺りの空一面を覆っていた。

アレックス「砕いたとは言え、あれだけの質量が一気に大気圏に突入したんだ、地上にはかなりの影響があったはずだ。被害も少なくはないだろうな…ミネルバは…どこに向かうんだ?カーペンタリアか?」

シン「アスハの奴らがいるから、オーブに向かうそうです。あいつらもさっさと脱出してれば…」

ブツブツと文句を言うシンにアレックス達は苦笑する。

カガリ「アスラン」

アレックス「アスハ代表」

苦笑しているとカガリがアレックスの元に向かっていた。

カガリ「大丈夫かアスラン?気絶したって聞いたから心配したぞ?」

アレックス「え?あ、すみませんでした。アスハ代表。」

カガリ「…その呼び方は止めろ」

アスハ代表と言った瞬間にカガリは不機嫌そうな顔をする。

アレックス「他国の軍人である俺が代表を呼び捨てに出来るわけないでしょう?」

カガリ「ふん、まあいい。ほんとにとんでもないことになったが、ミネルバやイザーク達のおかげで被害の規模は格段に小さくなった。そのことは地球の人達も感謝してくれる」

シン「どうだか?」

カガリ「何だと?」

鼻を鳴らしながら言うシンにカガリが噛み付く。
シンは呆れたようにカガリを見ながらそう言う。

シン「あんただってブリッジに居たんだろ?ならこれがどういうことだったか分かってるはずだろ…ユニウスセブンの落下は自然現象じゃなかった。犯人が居るんだよ。落としたのは…俺達と同じコーディネーターさ。」

カガリ「あ…」

シン「あそこで家族を殺されてそのことをまだ恨んでる連中が、ナチュラルなんか滅びろって落としたんだ。それでも地球の人達は感謝するって思ってるのかよ?」

カガリ「……わ、分かってるそれは…でも!!」

シン「…でも何だよ……」

カガリ「お前達はそれを必死に止めようとしてくれたじゃないか!!」

シン「当たり前だ…!!プラントは殆ど地球からの輸入に頼っているんだぞ…。地球が滅んだらプラントも滅びるんだよ!!」

カガリ「………」

アレックス「だが……それでも破片は落ちた。俺達は……止めきれなかった」

カガリ「アスラン……」

ルナマリア「アレックスさん…」

アレックス「一
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