僅かな平穏・後編〜
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合う。
「来い、アスベル」
「ああ、勝負だシグナム!」
「「紫電一閃!」」
シグナムとアスベルが戦い・・・
「・・・うーん、じゃあこれを調合すれば?」
「面白そうですが、失敗したらこの国が吹っ飛びますねぇ」
パスカルとジェイドが物騒な話を続け・・・
「・・・来い」
「はい、クラナさん!」
「アインハルトさん、何処からでもどうぞ」
「はい。よろしくお願いします、美鈴さん」
クラナとヴィヴィオ。美鈴とアインハルトが組手を行う。
「・・・凄い光景だなぁ」
「いやはや、絶景だな」
俺は首を鳴らす。
「お兄ちゃん、アスナさん!」
直葉が走ってくる。
「・・・って亮お兄ちゃん?えと・・・」
・・・ああ、そりゃ女子二人にまとわりつかれていたら唖然とするよね。
「そだ、兄貴やアスナも初めてだよな。遅れたけど紹介するよ。右の色々凄いのが穏・・・陸遜だ。それでこっちの子が小蓮、孫尚香だ」
「えぇぇ!?こ、この二人が・・・!?」
直葉が驚き、叫ぶ。・・・気持ちは解るけどね。お互いに軽く挨拶して雑談して・・・
「ある程度回復したかな・・・」
俺は立ち上がり、深呼吸をする。
「俺、今から色々顔を出しに行きたいんだけど・・・着いてきたい人いる?」
「俺とアスナは後でいいよ」
「うん。気の使い方を覚えないと」
「俺もわりぃけどパスな。春鈴と手合わせする約束してんだ」
「春鈴と?」
・・・そういや呉に来たときに春鈴と色々あったんだっけか・・・
「りょ、亮お兄ちゃん・・・」
「?」
「あたし、ちょっと見て回りたいなーって」
「分かった。案内するよ。穏と小蓮は・・・」
「シャオもついてくー♪」
「私はぁ、残念ですけど仕事の報告で蓮華様にご用があるのでここで失礼しますね〜」
・・・というわけで。
「直葉って亮の妹なんだよね?」
「え、うん・・・」
「つっても、本当の妹って訳でもないんだよなぁ・・・なんて説明すればいいのやら」
確かに、ソードアート・オンラインの世界ならちゃんとした兄妹だけど、大澤亮だと・・・うーん。
「まいっか。妹で」
「亮お兄ちゃん、説明が面倒だから開き直ったでしょ」
「じゃあ直葉は説明できるのか?」
「・・・・・・いいでしょ、兄妹で」
「ほれみろ」
「うー・・・」
頬を膨らませる直葉の頭を撫でて笑う。
「もう、恥ずかしいから頭撫でないでよ」
「癖だから諦めてくれ」
そんな会話をして辿り着いたのは・・・兵士の訓練所
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