§54 僕は君にこう言おう。鬼の如く、壊せ
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って恵那さんの寿命は有限なんですから。それまでにヘタレは治してくださいね?」
やれやれと。本当にしょうがなさそうにエルが納得するのを見て、黎斗は胸を撫で下ろす。
「努力します。……さ、いざよーかの元へ」
気分を切り替えて、歩き出す。彼はこの時間帯メイド喫茶にいるらしい。いざ往かん萌えの聖地へ――――!!
黎斗から腕を受け取った陸鷹化の顔は引き攣っており、それを見た周囲の人間は同情した。しかし、この日から彼は再び左腕を得た。もっともその腕は人に過ぎた物。全力を解放した戦闘中、突如左腕の自由を失うことも多々あった。その度に「くっ、静まれ僕の左腕……!!」などとやることになり、その様子をエリカや馨にネタにされることを本人は未だ、知らない。
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