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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第五話 ユニウスセブン 前編
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ステラは力を抜き、シンの顔を見た。
ステラを落ち着かせようと、勢いで言ってしまったシンは、恥ずかしそうに笑いながら頭を掻いた。

シン「うん……大丈夫、俺が君を傷つけさせないから」

シンは誰にも見せたことがないくらいの優しい笑みを浮かべながら言う。

ステラ「守る……ステラを……」

ステラは、譫言のようにシンの言葉を反芻する。

ナオト「…若いねえ……」

ナオトがからかうように言うとシンは顔を真っ赤にしながら否定する。

シン「いえ違いますよ!!?俺はそういう意味で言った訳じゃあ…」

ナオト「シン、酷い。ステラとの約束は遊びだったんだ」

シン「いや、俺はあああああ!!!!」

泣きまねをするナオトにシンは頭を抱えて叫ぶ。

デュランダル「失礼するよ」

ナオト「あ、議長」

シン「え?あ…」

議長の存在に気付いたシンは急いで襟を直すと敬礼する。

デュランダル「そう固くならなくてもいい。ガイアの強奪犯が収容されていると聞いていたのだが……どうやら、ただ事ではないようだね……」

ナオト「はい。どうやらエクステンデッドのようです。薬物依存といった中毒症状はないようですが……」

デュランダル「そうかね…」

ナオト「先程も恐慌状態になって、暴れ始めたんですが。シンのおかげで…」

デュランダル「そうか……本来なら後送すべきなのだろうが……どうも取り扱いの難しい問題になりそうだね」

ナオト「はい。私としては早くプラントの医療施設に送るべきだと私は思います。彼女は連合の被害者です。」

デュランダル「分かった。それではこちらで手配をしておこう。」

ナオト「はい。じゃあシン。アレックス達も待っていることだし談話室に行こう。」

シン「え?あ、はい。失礼します。ステラ、また来るから」

ステラ「…うん」

ナオトとシンは議長に敬礼し、シンはステラにまた来ると言い残して医務室を後にするのであった。


















































そして談話室の自販機でコーヒーを購入すると、会話を聞いていたシン達だったが…。

シン「ユニウスセブンが落ちている!?」

談話室で、レイが切り出した話題にシン達は驚き果てた。

レイ「ああ。ミネルバはこのまま破砕作業に出るらしい」

シン「じゃあ強奪部隊はどうなるんですか?」

アレックス「断念だろうな。強奪部隊よりユニウスセブンの方が優先されるだろう」

アレックスの言葉に静まり返る一同。

ヨウラン「でもさ、何で俺達
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