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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百五十四話  『決戦への誓い』
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」」

二人してその変化に驚いているようだった。

「どうかな…? やれそう?」

すずかが不安そうにそう二人に問いかける。
それに対して二人は笑顔を浮かべて、

「これくらいなら上等です!」
「はい! ブリッツキャリバーが強くなるのは私も嬉しいです。だから魔力消費なんて気にしません!」
「うん。よかった。それじゃ次はティアナのクロスミラージュ」
「はい!」

ティアナが力強く声を上げる。

「クロスミラージュだけど、まずキャリバーズと同じくアウトフレームの強化によって、ティアナの現状での限界以上の出力と魔力消費軽減の二点が実現したよ。
そして各モード全般にわたって精密度が増してティアナの思い通りに弾丸を放てるようにしたよ。
そして特徴的なのはモード3。これはティアナの腕次第だけど、なのはちゃんのレイジングハートのバスターモードかエクシードモード並の出力を出せるように調整したよ」
「そ、そこまで、ですか…?」
「うん。ここもやっぱり魔力消費軽減が手伝ってくれるから省エネでティアナに優しい設計だよ」
「ありがとうございます!」
「うん。それじゃ次はエリオ君のストラーダ」
「お願いします!」

エリオがそれで立ち上がる。

「ストラーダだけど、より電撃を通しやすいようにお馴染むフレーム強化を施して、エリオ君の希望で追加した“ある技”を放つ瞬間だけ電撃放出量を3倍から4倍の威力を出せるようにしたよ」
「僕の希望を聞いてくれたんですね、すずかさん」
「うん。でも、戦闘時に使える回数は魔力消費も関係して一回が限度だからよく見極めて使ってね?」
「わかりました!」
「エリオ、その一回限りの一撃…精度を上げるために時間の限りできるだけ俺の槍術を教え込むからな?」
「お願いします、ランサーさん!」

なにやらエリオとランサーの間でなにか必殺技でも開発したらしい。
どんな内容かは私も聞いていないけど、それを使う機会はなるべくない事を祈りたい。
そして、案の定だがフェイトが心配そうな眼差しでエリオを見ている。
過保護なのはいいけど、あまり縛らないでね?

「そしてキャロちゃんのケリュケイオン、なんだけど…」
「どうしたんですか…? なにか問題でもあったんですか?」
「ううん…特に問題はないの。だけど他の子達に比べたらあまり変化は見られないかなって…。
ブースト能力と龍魂召喚と龍騎召喚の全部をうまく使いこなせるように調整して強化したから強力になっているはずだよ、キャロちゃん」
「十分です。私はフルバックですからそれだけでも十分です!」

キャロは両手を胸の前に持ってきてギュッと拳を握り「大丈夫」とアピールする。

「ならよかった。そして最後にレン君のアウルヴァンディル」
「どうなりまし
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