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剣の丘に花は咲く 
第三章 始祖の祈祷書
第五話 竜の羽衣
[後書き]

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士郎    「ちょっ、ちょっと待って下さいっ! お母さん」
シエスタ母 「ふふ……どうしたの……そんなに慌てて」
士郎    「そりゃ慌てますよっ! なんでそんな格好で膝の上に乗ってくるですかっ!」
シエスタ母 「あら? 似合わないかしら……この下着?」
士郎    「いや、真っ黒な下着と白い肌のコントラストがとても色っぽく、妖艶で素晴らしっ、て違いますよっ!!」
シエスタ母 「ありがとう。体の線もそれなりに自身あるんだけど……太ってる?」
士郎    「いや、子供がいるとは思えないほどに素晴らしい肢体ですっ、てだから違うって!!」
シエスタ母 「あらあら……うふふ。ならいいじゃないですか。そんなに身体を固くして……。ほら……固くするのはそこじゃなくて……こ、こ」
士郎    「おうっふ」
       ドカンっ!!
シエスタ  「そこで何をしているんですか母さんっ!!!!」
シエスタ母 「ちっ」
シエスタ  「何が『ちっ』ですかっ!! ていうかナニを握っているんですかっ!!??」
シエスタ母 「ナニって? ナニよ。 ほら」
士郎    「くあっ」
シエスタ  「きゃっ! な、な、なななナニを見せてくれますか母さんっ!!」
シエスタ母 「シエスタ、すごいわよシロウさん。指がまわらないわ」
シエスタ  「え? マジで?」
シエスタ母 「ええ、マジで。ほら」
士郎    「っあ」
シエスタ  「わわっ……す、すごく……大きいですってそうじゃないですよ母さんっ!! シロウさんから離れてください!!」
シエスタ母 「嫌よもったいない」
シエスタ  「お父さんが泣きますよっ!!」
シエスタ母 「……シエスタ……女はね、時に野獣になるのよ」
シエスタ  「何が野獣ですかっ! それじゃあ淫獣ですっ!!」
シエスタ母 「……そんなにシロウさんが欲しいのならばっ! 奪ってみせなさいシエスタっ!!!」
シエスタ  「言われなくても……っ! 今日こそあなたを超えてみせますっ!!!」
シエスタ母 「母の強さを見せてあげましょうっ!!!」

 持て余す欲情に暴走するシエスタ母っ!! ギリギリで間に合ったシエスタだが、母から士郎を奪い返せるか!!??
 高らかに笑うシエスタ母っ!! 強大な敵! 打ち破れシエスタっ!!!

 ……やりすぎた?

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