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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第四話 破られた平和
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そして、市街ではシンがヨウランを待っていたが…。

シン「ヨウラン、遅いな…このままじゃアレックスさんの言っていた時間に間に合わないぞ?…先に行くか。怒られるの嫌だし」

シンが今の時刻を確認し、指定された集合場所に向かおうとした瞬間。

?「きゃ…」

シン「うわっ」

シンはぶつかった少女が倒れないように支える。
手に柔らかい感触が…。

シン「ご、ごめん…大丈夫?」

少女はシンの方を見遣ると目を鋭くさせてこの場を離れた。

シン「………」

呆然とするシンに一部始終を見ていたヨウランがニヤリと笑いながら言い放つ。

ヨウラン「お前、胸掴んだな?このラッキースケベ」

ヨウランの発言に顔を真っ赤にするシンであった。










































デュランダル「姫は先の戦争でも、自らモビルスーツに乗って戦われた勇敢なお方だ。また最後まで圧力に屈せず、自国の理念を貫かれたウズミ様の後継者でもいらっしゃるならば今のこの世界情勢の中、我々がどうあるべきかは、よくお分かりのことと思いますが」

カガリ「我らは自国の理念を守り抜く。それだけだ」

デュランダル「他国を侵略せず、他国の侵略を許さず、他国の争いに介入しない?」

カガリ「そうだ」

きっぱりと答えるカガリに、議長は頷き、穏やかな笑みを浮かべる。

デュランダル「それは我々も無論、同じことです。そうであれたら、一番よい。だが、力なくば、それは叶わないそれは姫とて、いや、姫の方がよくお分かりでしょうに?だからこそオーブも軍備は調えていらっしゃるのでしょう?」

カガリ「その、“姫”というのは、止めて頂けないか?」

デュランダル「これは失礼しました。アスハ代表…しかし、ならば何故?何を怖がってらっしゃるのですか、あなたは?大西洋連邦の圧力ですか?オーブが我々に条約違反の軍事供与をしている、と?」

カガリ「っ!!」

その言葉に反応するカガリ。
どうやら図星のようだ。

デュランダル「だが、そんな事実は無論ない。かのオーブの防衛線のおり、難民となったオーブの同胞達を、我らが温かく受け入れたことはありましたが…その彼らがここで暮らすために、持てる技術を活かそうとするのは、仕方のないことではありませんか?」

カガリ「だが!!強すぎる力はまた争いを呼ぶ!!」

デュランダル「いいえ、姫。争いがなくならぬから、力が必要なのです」

議長が言い終わったのと同時に警報が鳴
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