暁 〜小説投稿サイト〜
機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第三話 衝撃と救世主
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
アレックス「え?あ、ああ…」
ナオト「OK。じゃああそこの店で待っているから。」
レイの顔を見て、ナオトは彼の考えを悟ったのか。
ナオトはアレックスの手を引いて、店の中に入る。
レイは辺りを見回して誰もいないことを確認する。
するとルナマリアがレイに尋ねる。
ルナマリア「ねえ、あのアレックスって人…もしかしてアスラン・ザラじゃない?」
シン「え!?アスラン・ザラ!?あの人が!?」
メイリン「アカデミーを卒業した人達を調べていた時に出た写真とそっくりだったし」
ヴィーノ「あの人、英雄なんだろ?だったら何で名前なんか変えてんだろ?」
ヨウラン「俺が知るかよ…」
ルナマリア達の会話にレイは眉間に皴を寄せながら口を開いた。
レイ「彼は確かにアスラン・ザラだ」
ルナマリア「やっぱり!!でもアスランってオーブにいるって噂で聞いたんだけど…復隊したの?」
“オーブ”という単語を聞いた瞬間、シンの表情が曇る。
レイ「彼は…アスランはオーブを追い出された…今のオーブの国家元首、カガリ・ユラ・アスハを敬愛するオーブの軍人達に私刑に等しい暴行を受けてな」
シン「え…!?」
元オーブ国民のシンがアレックスがオーブの軍人に痛め付けられていたということに驚愕する。
オーブ国民ではないルナマリア達ですらその事実に目を見開いていた。
レイ「彼が発見されたのはプラント付近でだ。偶然、議長とその護衛をしていたナオトが彼が乗せられていた救命ポッドを発見してな。救出された時の彼は生死の境をさ迷っているような状態だった」
シン「何でそんなことに…」
レイ「オーブの軍人達にとってカガリ・ユラ・アスハは神に等しい存在だ。それに近づく彼はオーブの軍人にとって邪魔以外の何者でもない」
その言葉を聞いた瞬間、シンが拳を握り締め、叫んだ。
シン「…っ!ふざけるな!!何が神だ!!理念ばっか振り回す綺麗事が御家芸のアスハの何が神なんだ!!誰のおかげで地球が滅びなかったと思ってるんだ!!それなのに…!!」
理念や綺麗事だけの奴が神のような扱いを受けている。
理念にこだわり、自分の家族を守ってくれなかった癖というのに
レイ「シン…俺も同意見だ。だが、これが真実なんだ」
シン「…っ」
レイの言葉にシンが拳を更に強く握り締める。
レイ「後、彼には記憶がない。医師が言うには一種の防衛本能らしいが…」
ヴィーノ「記憶喪失…?」
ヨウラン「無理ないよな…裏切られて一方的に殴られて、俺だったら発狂する」
それを聞いたヴィーノとヨウランも深刻そうな顔で呟く。
レイ「とにかく、彼に関してはこれで終わりだ。アレックスにアスラン・ザラのことは絶対に言うな。ただ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ