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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
決戦 後
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メージを追ったのか、出血箇所は更に増えていた。だが、ヴィータはそれでもあきらめることはせずもう一度グラーフアイゼンを構える。

「教えてやるよ……。鉄槌の騎士に砕けねーもんはねーってことをなぁ!!!! アイゼン!!」

〈了解!〉

 ヴィータが言うと同時に、グラーフアイゼンからカートリッジが吐き出される。

 ……残ったカートリッジ全部だ。本当にこれで終わりにしてやるよ!!

 グラーフアイゼンを振りかぶり、もう一度ツェアシュテールングスフォルムに変化させたヴィータはそれを渾身の力で振り下ろす。

「ツェアシュテールングスハンマー!!!!!!」

 全力で振り下ろしたグラーフアイゼンと駆動炉はまたしても火花を散らす。だが、今度は先程とは違った。

 ビキッと言う破砕音と共に、グラーフアイゼンのドリルが駆動炉に食い込んだのだ。それを視認したヴィータは更に力をこめた。

 割れたところを抉るようにヴィータは攻撃する。

 体のあちこちからは無理をした影響から鮮血が舞うが、ヴィータはお構いなしに続ける。

「これで終わりだああああああああ!!!!」

 途端、駆動炉のヒビが大きくなり、やがてそれは駆動炉全面にに広がった。

 そして、駆動炉は大きな音を立ててバラバラと崩れ去った。同時に、自己防衛システムもなくなったのか、先程までのキューブ状のものもなくなった。

 すると、先程まで中に浮いていたヴィータだが、本当に全ての魔力を使い果たしてしまったのか、

「あ、ヤベ……」

 空中から力なく、駆動炉のフロアへと落ちていくが、彼女は笑っていた。

 ……これで、アタシの仕事は完了だ。間に合ったみてーでよかったぜ。

 しかし、その瞬間、ヴィータは誰かに抱きかかえられた。

「お疲れさん。ヴィータ」

「……あぁ。本当に疲れたよ、はやて」

 ヴィータは駆けつけたはやてによって抱きかかえられており、はやてもまたヴィータに労りの言葉をかけた。

「とりあえず出口まで連れて行くな」

「はやてはどうすんだ?」

「私はヴィータを置いて来たらなのはちゃんの援護に向かう予定や。もう時間もないしな」

 はやてが言うと、ヴィータは頷き彼女の胸を軽く叩き告げた。

「なのはのことよろしく頼んだぜ。はやて」

「うん。けど、そんな心配もないかもなぁ」

 はやてが小さく笑みを浮かべながら言うと、ヴィータは怪訝そうに首を傾げたが、すぐにそれに気がついたのか、はやてと同じく小さく笑った。

「なるほどな……聖か」







 玉座の間では、なのはと聖王と化したヴィヴィオが激戦を繰り広げていた。

 一度は追い詰められたなのはであるが、今はヴィヴィ
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