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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
決戦 後
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ノーヴェが声を上げてティアナに突貫した。

「うおらああああああああ!!!!」

 ノーヴェの動きに続き、後方にいたディードもティアナへ接近し、ウェンディはボードを構え、シューターを打ち出そうとしてた。

 それらを見切ったティアナは軽く笑みを零すと展開させていた二つのスフィアをノーヴェとディードに対して打ち出した。

 二人はそれを避けるものの、ティアナは銃形態のクロスミラージュからボードを構えているウェンディに対し、弾丸を撃ち込む。

「くっ!?」

 ウェンディはそれに苦悶の表情を浮かべるが、既に時遅く、ウェンディのシューターとティアナのシューターがぶつかり合い、それらは大きな爆発を起こす。

 爆発の衝撃で砂煙が舞い、皆の視界を奪う。

 しかし、ディードは明確にティアナに斬撃を放った。

 それでもティアナは冷静に対処し、ディードの攻撃をダガー形態のクロスミラージュで受け止め、そして、小さく呟いた。

「……聖さんに習っておいてよかった」

 そう呟いたのもつかの間、ティアナはディードの剣に、クロスミラージュのダガーを滑らせるようにして受け流した。

 ……刃走り!!

 以前、聖にダガーで相手の攻撃を受け流すにはどうしたらいいかとたずねた時に教えてもらった技を、ティアナはこの局面で実行したのだ。

 ディードはこのように受け流されるとは思っていなかったのか、態勢を崩してしまう。

 その時、彼女の頭に強い衝撃が走った。一瞬何をされたのかわからなそうな表情をしたディードであるが、すぐにそれを理解する。

 ……シュー……ター?

 ディードは掠れる意識の中で、自分を襲った衝撃が、ティアナが最初に放った二つのシューターのうちの一つであると理解したものの、彼女はそのまま意識を失った。

 同時に、先ほどの自爆で吹き飛ばされたウェンディの顎にもティアナのシューターが直撃し、彼女もまた、その場に倒れ付した。

「ウェンディ! ディード!!」

 二人の名を叫ぶノーヴェであるが、その身体をオレンジ色の魔力が拘束した。

「ぐっ!? くそ!!」

「……貴女達を保護します。おとなしく、投降しなさい」

 肩で息をしながらも強い光が灯った双眸でノーヴェにクロスミラージュを突きつけるティアナに、ノーヴェは悔しげに歯噛みした。






 シグナムは、地上本部の中をゼストを探して走っていた。

 先程まで外で戦闘を繰り広げていたのだが、ゼストがシグナムの隙をつき、シグナムはの地上本部への進行を許してしまったのだ。

 現在はリインとのユニゾンを解いており、リインもここにはおらずはやての元へと返した。

 ある一角を曲がったところでシグナムは立ち止ま
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