暁 〜小説投稿サイト〜
とある物語の傍観者だった者
7話:都市伝説
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メばいいのか分からない。

「「………」」

 さて、脱ぎ女の正体を知っているオレとビリビリは唖然としていた。

 というか、さっきアンタお外で脱いでいたじゃないですか、本当に無自覚なんですね!

 そんなところに居合わせたオレと御坂美琴たん。

 それでその女は美琴の知り合いらしく何故か喫茶店へGO!あとからやってきた少女たちを交え、なんかここ学園都市にまつわる都市伝説の話になったワケだが。

 もうヤダ。

 目の前にいる彼女は、自分が脱ぎ女だってことを自覚していないとか……そんな女性と出会ってしまってこうやってお茶している事自体が不幸だ。

 今すぐにでも逃げ出したいが……

 つーかまさかのレールガン√だ!??

 アニメのシーン絶賛体験中!!?

 いや、どうみてもイレギュラーなオレがいるオリジナル展開だ。

「そんなことよりも、佐天さん。今日は近簿さんの路地裏対策を考えましょうって話でしたよね」

「あーそうだったねー」

 いや、それももうスルーして欲しいんだけど。

「ふむ、君は確かレベル4『機械操作(マシンゴーレム)』の能力者だったね」

「はいそうだすなー」

「それで路地裏対策というのは??」

 脱ぎ女風情でオレに興味持つな!!

「はい、実はかくかくしかじかなんですよー」

 と、佐天さんが何も事情を知らない脱ぎ女に説明する。

 いろいろはしょるが、路地裏対策というか喧嘩対策だ。

 先日の一件然り、見ず知らずの少女を助けるのにもちゃんと考えろよドアホ、と。

「ふむ、なるほど…話の内容は大体わかった。それで君たちの考えを聞かせてくれ」

 いや、なんでノリノリなの?? 少し研究者の顔をしてらっしゃる!!

「わたくしとしては警備員かわたくし達風紀委員に連絡してくださった方がありがたいのですが」

 と黒子の真っ当な意見。

「でもそれじゃ、いざ間に合わなくても駄目だから打開策を考えようってことですもんね」

 と、唸る佐天さん。

「私は何か小型で近簿さんの能力に干渉できる空飛ぶ機械兵器を常に持ち歩いておけば役に立つんじゃないかと思いましゅ……あぅぅ」

 初春ちゃんはかみまみた。

「でも、そういう武器や危険物を一介の高校生が常備しているのってダメでしょ? いや、黙っていたらいい話だけどね」

 コインが武器な美琴ちゅわん。確かに常備何かしら武器になりそうな機械兵器は持っておきたいがな。

「さすがに警備員や風紀委員でもない者にそういう危なっかしいモノはお貸しできませんし見過ごすつもりもありませんの。あと、バレなければ所持していい話ではないですのよ?」

 確かに。

「まぁ、でも。誰か知
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