暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
封印〜
[1/6]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
アブソーブゲートに辿り着いた俺達はプラネットストーム停止に向かう。

「またここに来るなんてな・・・」

ルークが空を見上げる。

「あれから、また沢山の人が死んじゃったね・・・」

「もう、終わりにしたいな。こんなことは・・・」

「終わりにする為に来たのですわ。そうでしょう?」

「そうね。・・・だけどここに来たのは私達だけではないみたいだわ」

海に船が寄せられていた。あれは・・・

「神託の盾の船か。・・・ま、大丈夫だとは思うがな」

知也が銃のセーフティを解除しながら言う。

「行きましょう」

ある程度進むと、ルークが確認するかのように言う。

「プラネットストーム・・・こいつを止めるんだよな」

「ジェイド、どうやって止めるんだ?」

黒羽の言葉にジェイドは答える。

「収縮点のある最深部まで降りましょう。そこにプラネットストームを制御する譜陣がある筈です」

「パッセージリングの更に下ですね」

「わかった」

そして・・・

「・・・この先には神託の盾の誰かがいるのですわね」

「リグレットかラルゴかシンクか・・・」

「全員という可能性もありますね」

「・・・ジゼル」

「ラルゴ・・・私は・・・」

「二人とも・・・大丈夫か?」

「ナタリア、顔色が真っ青だ。無理をしない方がいい」

ガイの言葉にナタリアが苦笑する。

「すみません。こんなに動揺するなんて、自分が情けないですわ。ーーーーでも大丈夫です。参りましょう」

「咲さん・・・」

「・・・平気さ。大丈夫」


もしかしたら詠もいるかもしれない。外史メンバーはそこも考慮にいれていた。その奥には・・・

「イオン様!?」

ガキン!

「レプリカ!何故ここに来た!・・・くっ!」

背後でアッシュとラルゴが戦っている。

「アッシュ!!ラルゴ!!」

六神将が揃っている。その時だった。横から吹き荒れる力に吹き飛ばされたのは。


「・・・ようやく形を保てるようになったか」

「その声は・・・」

あぁ・・・最悪だ。本当に生きてやがった。

「・・・ヴァン!」

「おお!ヴァンか!今までの命令違反は水に流してやろう。さあ、ひゃははっ、早く第七譜石を私に!」


するとヴァンが何かをモースに渡す。

「・・・これが地核に沈められていた第七譜石の欠片だ」

「ごれで・・・ごれでようやぐ第七譜石の預言を知ることがでぎる・・・ひゃはははははっ!!」

それをイオン・・・いや、イオンレプリカに渡す。

「待ちなさい!」

俺は前に出るティアの腕を引く。

ダン!

足下に弾が撃ち込まれる。


[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ