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問題児たちが異世界から来るそうですよ?  〜無形物を統べるもの〜
神明裁判 @
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水圧で押し流す。
最初は、一輝は狐火によって血を蒸発させ、新たな世代が生まれるのを防ぐつもりでいた。
だが、相手は拝火教の神霊。火を与えてはダメだと気づき、それからは余裕がない場合は流すことにしているのだ。

「・・・なら、最後までお付き合いしましょう。最初の目的はなんですか?」
「そうだな・・・とりあえず、」

そう言いながら一輝は倉庫を開き、その中にあった大量のペットボトルを斬り裂き、

「コイツらを、全滅させる。」

本来は出来ないはず。だが、水を操り、弾丸のように発射し続け、分身体を掃討していく。
新たに生まれては死に、どんどん数を減らしていき・・・最後には、新たな世代すら作れなくなって終わる。

それでも、息をつくまもなく新たな分身体が現れ、一輝の前に立ち塞がる。

「・・・それから出来ることならマクスウェルと本体を叩きたいんだけど・・・」
「まだ、道は長そうですね・・・来ます!」

相手が動くのと同時に、一人の人間と一振りの剣は殺戮を開始した。

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