暁 〜小説投稿サイト〜
とある物語の傍観者だった者
6話:大脱走劇
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て、今回も完全なる被害者なオレはというと……

「オレは無実だ! ただ休日に友人から借りたちょっとムフフなゲームをしようとしていただけだ!! だからオレは悪くない!!」

「はいはい、お前の言い分は部署でちゃんと聞いてやるからとりあえず大人しくするじゃん。つーか、人様に迷惑かけたんだから今日は晩まで説教してやるじゃんかよー、楽しみにするじゃん?」

 警備員でありいつもお世話になっている黄泉川愛穂先生に説教されそうだ。つーか、確定だ。

「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ寮に帰って義妹の癒しを堪能するんだよぉぉおおおおおお!!」

「だったら今日は義妹よりもっと良いサイコーの大人の癒しを堪能させてやるじゃん。朝まで説教コースじゃん」

「不幸だぁぁああああああああああああああああああああああ!!」

 うん、いつも何でこうなるの!!

 カミやん…台詞、借りるね。



 そして、後日談。

 あの騒動のお詫びと称し、少女四人組が低姿勢で謝罪と、ファミレスでのお昼を奢ってもらった。

 もうそれだけで店員の目が冷たかったね!
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