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SAO<風を操る剣士>
第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第一章 第一層攻略
第1話 ゲーム開始
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「おう。よろしく」
 キリトもそれに答える。
 するとクラインというプレイヤーも会話に入り四人での会話が進む。
 その後自己紹介などを(まじ)えつつ数分くらい話しをし、四人ともフレンド登録をしてから、キリトたちとは一度離れてシリカに俺はレクチャーを始めることにした。


「こうやってモーションに入れば後はソードスキルが発動して、それに体を預ければいい。後はシステムアシストがあるから」
「わかりました。やってみます!」
 そう意気込んで、シリカは《フレンジーボア》というイノシシに向かって
「モーション…モーション…」
 と言葉を呟きながら、シリカの持つ武器の短剣のソードスキルを発動させた。

「おーずげ〜」
 そんな事を今の彼女を見て拍手しながら言った。
「そんな事ありませんよ。言われたとおりにやっただけですし…」
「いやでも、一回見ただけじゃ普通出来ないって、後何回か見せるつもりだったし…」
「そうなんですか? なら……ちょっと嬉しいです」

 少し照れた顔をして嬉しそうにシリカが笑った。…俺はその笑顔で嬉しくなり
「よし! ならここら辺のモンスター、全部倒すか」
「え!? 全部ですか!?」
「ああ、全部は無理でも出来るだけ倒そう」
「わっ分かりました。がんばります」
 そういって俺たちはモンスターを狩りまくった。



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 しばらくして俺たちはモンスターを倒しまくった。
 シリカが危なくなったら、俺が代わりに倒してやったりして、しばらくしてシリカも大分モンスターの倒し方やソードスキルの使い方のコツをつかめてきたらしい。

 そしてさらに時間がたって、俺がまさかの早くもレベル2になった頃、キリトたちが騒ぎながら俺たちの所に来た。
「シュウ、ログアウトのボタン…ウィンドウ画面にあるか?」
 キリトが焦った顔で言うので俺は確認した。

「……ない」
「あたしにもありません…」
 どうやらシリカにも無いようだ。
「どういうことだよ? これ…」
 そう俺が呟いたとき急に鐘がなり、俺たちは《始まりの街》に《転移(テレポート)》させられた。


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 それから《転移》した後のことは、余り覚えていない。
 けど、茅場晶彦がこのゲームをデスゲームにした事だけは分かった。
 そしてログアウトするには、第百層まで行かなければならない事も…

 そして意識が鮮明になったのは、茅場がアイテムを俺たちにくれたという事で確認するときだった。
「《手鏡》?」
 疑問に思った時、俺の体が光り始めた。


 そして光がおさまったと思い、もう一度鏡を見ると
「俺だ……」
 黒く短めの髪と童
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