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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
無印編
第三十三話 残る者たち
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余裕の笑みすら浮かべている。
その時士郎君が持つ黄金の盾が金切り声を上げる。
その声に応えるように一気に亀裂が奔り崩れ落ちる天井。
「士郎君!!」
咄嗟に叫ぶけど
私の声はもはや遅すぎた。
崩れ落ちた瓦礫にサーチャーが呑まれたのか士郎君とプレシア女史の映像が消えた。
モニターには何の映像も映し出されず、ただ砂嵐と砂嵐のノイズだけがブリッジに響き渡っていた。
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