第五話 〜犬塚詠牙の一日〜
[7/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
それで今日はこれからどうするんだ?用意した家まで距離あるし・・・」
そうなのである。実は高町達の住んでる場所は俺が用意をした。そこはマンションタイプである。最初こそ一緒に暮らしもしたりしたが、さすがに年頃の男女が一緒だとまずい。そう思い俺が離れる事にしたが・・・
「何言ってんのよ。今日はあんたのところに泊まるわよ」
「・・・っは?」
「にゃはは・・・本当はこんなに早く捕まえる事ができるとは思ってなかったから・・・数日分は余裕をみてたんだ」
そういうが・・・
「いや・・・荷物は・・・?」
「これから駅までいってとってくるに決まってるでしょ」本当は7時までつかまらなければホテルの予定だったし」
な・・・なんて行動的・・・
「・・・それって俺が捕まらなければずっとまってたってことか・・・?」
「・・・そうなるわね」
「どうして俺なんだよ・・・。確か裏の事情をしってる奴とか信用できる奴は教えてあるし・・・直接くるよりそっちのほうが早いだろ?」
確かに今回のような案件なら直接来てもらえるとたすかるけど
「・・・あんた・・・今まで連絡をよこさなかったのには理由があるのかしら?一緒にくらしてればこんなことしなくてもよかったんだけど?」
あ・・・なんか怒気をはらんできたんだが・・・って
「一緒に暮らしてればっていうが、俺は男、高町達女。なにか間違えがおこるかもしれないだろ!?それに・・・」
「・・・それに?」
我慢できなくなるかもなんていえるか!
「あーこの話やめやめ」
「なによ!詠牙からふってきたんでしょうが!」
ここであーだこーだいって時間を無駄にするよりもう家に泊めたほうがいいようなきがしてきた・・・
「・・・はぁ・・・もういいや。それで家にくるんだろ?荷物とりにいくぞ・・・」
「・・・にゃはは・・・なんかごめんね?」
「きにすんな・・・元々こうなったのは俺が原因だしなぁ・・・。本当・・・高町達には悪いと思ってるんだけど・・・謝るとまた怒られそうだしな」
「・・・わかってるじゃない。その話は終わったことだから蒸し返さないの」
あ〜なんで女子にはかてないんだろうな・・・。
そんなやり取りをしつつ結界を解除し駅に向かい自宅にむかう3人だった。
おまけ
ー幽世ー
そこでは今までやりとりをしていたスサノオ達がいた。
「ったく。あの馬鹿まだ踏ん切りがついてないみたいだな・・・」
「御老公、今のはもしかして・・・」
「あぁ。犬塚の所のだよ」
「そうであったな。羅刹の君からはなんと?」
そこには十二単の女性とお坊さんのような男がスサノオを囲う
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ