第五話 〜犬塚詠牙の一日〜
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
ないから実際はどうなのかわからないけど、その線は薄いと思うんだが・・・
「違うわよ。私達が考えてるのはもしかしたらカンピオーネが誕生したかもしれないっていう事。それの他にはまつろわぬ神が出てきたかもしれないって事」
・・・
「・・・前者の神殺しの誕生はないと思うな・・・。誕生したのは数箇月前だし。まつろわぬ神だったならどこかしら問題があっていいものだが・・・」
「問題はそこよ。原因がわからないままだとどうなるかわからないから聞きたいのよ。これがまつろわぬ神だったのなら詠牙に問題解決してもらうとして」
「ちょっとマテイ」
「これがほかの事が原因でも一応須佐之男之命様たちはトップでしょ?報告はしておかないと」
俺の言葉は無視かい・・・。
「・・・一応連絡はしてみるが、原因がわかるかわからないぞ?」
「それでもいいの。今は些細なことでも知っておかないと対処が難しいから」
「・・・はぁ・・・。ちょっと待ってろ」
ポケットから携帯をだし、≪×××ー××××ー××××≫
数回のコール音がし
〈・・・珍しいな。お前から連絡をするなんて〉
スサノオが出た。それで俺は事情を説明し原因がなにかを聞くと
〈・・・一応今聞いた事でわかっている事がある。まつろわぬ神らしい〉
「・・・らしい?それじゃぁ違うかもしれないということか?」
〈あぁ。一応霊視が出来る者が確認したらしいがそこまで詳しいのはわかっていない。なにか神性ななにかを感じたらしいがパタリと途切れていたらしい〉
「・・・おぃおぃ・・・それマジかよ・・・」
〈もしかしたらお前が原因かもしれないな〉
「・・・え?俺なにかやったか?」
〈お前・・・あれだけ世界の境界線を何度もまたいでおいてそれはないだろ・・・。もしかしたらそれが曖昧になってしまい別の世界の神がきたんじゃないか?〉
「・・・えー・・・確かに俺は何度か世界を超えたけどあれって俺の意思でどうにかなるものじゃないだろ・・・」
〈こっちだって知りたいわ!なんでそんなに世界を超えたりできるのかこっちだって初めての事象で原因がわかってないんだぞ!?それにお前自分だけならまだしも他の世界の住人をこっちに呼び込んだだろうが!?〉
「・・・いや・・・あれは仕方なくだな・・・。・・・ってそういうがあれは俺の意思じゃ制御できないし範囲指定なんてできるわけないだろ!?」
〈大方別れの時にまた会おうとかへんな事を思ったんじゃないのか!?あの力は本人の望む意思を感じて能力の範囲を広げるらしいからな。無意識でも思っていれば力が反応するみたいだからな〉
(確かに思ったけど・・・それで世界を移動するほどの力で巻き込めるのか・・・?)
〈・
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ