第五話 〜犬塚詠牙の一日〜
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・・たまにはカラオケっていうのもいいな・・・。んじゃ俺参加で」
詠牙はそう答え3人の後についていく。校門にさしかかるとなにか人だかりが出来ていた。それを通り過ぎようとすると
「あ・詠牙君がきたよ」
どこかで聞いた声が俺の事を呼んだ気がした。
「待ってた人がきたからそこどいて」
この命令口調に違和感がない声も・・・
「・・・詠牙・・・なんか美少女がお前を呼んでるぞ?」
「・・・なんでこんな奴が・・・・」
「・・・なんで今日はこんなに色んな出来事がおこるんだ・・・」
何故か今日に限って色々な場面に出くわすが、いつもこんな事があるわけではない。これなら普通にかえればこの騒動に巻き込まれずにすんだかもと現実逃避に近い事を考えていると
「聴いてる詠牙君?」
「あ〜こういう顔してるときって大体現実を受け止めてない時のものね・・・」
・・・そうだよちくしょう!
だけどなんで
「高町にバーニングがいるんだ・・・?」
「バーニングいうな!」
「にゃはは・・・久しぶり」
鋭いツッコミをもらっていたら
「・・・ちょっとあの人の事で・・・」
・・・あの人・・・?あぁ
「なんとなくわかった・・・。・・・そういうわけで急用ができた。カラオケはまた今度」
そういうことで、じゃっ。と手をあげて離れようとすると
「・・・い〜ぬ〜づぅ〜かぁ〜!」
「・・・これはあの後輩の反町達に話してみたほうがいいか・・・?」
「あ・俺反町の番号しってるぞ」
「ならさっそく電話して報告だな」
明日は怖いがきにしないほうがいいな・・・。
詠牙はそのまま学校をはなれ人払いの結界をはった公園で高町達に詳しく事情をきくと
「はぁ!?次元震を感知した!?そういうのって向こうの世界のものだろ?この世界はあの世界とつながってるわけじゃないのにどうして?」
「うん・・・なんでかわからないけど感知したんだよね。レイジングハートも感知したっていうからその原因をフェイトちゃん達が探している間に私たちが詠牙君に報告するためにきたの」
「・・・それで俺にどうしろっていうんだよ・・・。俺はそういう事には詳しくないぞ?」
コーヒーを飲みつつどうしてほしいのか聞いたら
「・・・うん。して欲しい事は幽世にいる須佐之男之命様達にコンタクトとってほしいんだ」
「ぶぅ!・・・ゲホ・・・なんで!?そこでスサノオが出てくるんだよ?」
「もしかしたら、この原因をしってるかもしれないから」
あ〜・・・もしかして
「『最強の鋼』の事柄が関係してると思ってる?」
あの話はそこまで影響のでるものとは聞いて
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