暁 〜小説投稿サイト〜
カンピオーネ!〜転生者は鍛治師?〜
第五話 〜犬塚詠牙の一日〜
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昼休みになりご飯を食べるぞというときいつもなら弁当をもってきているが、今回は忘れてしまったから購買のパンを買いにむかうと

「・・・いつもながらすごいな・・・ここは戦場かっていいたくなるな・・・。まぁその戦場に今から殴り込むんだがな・・・。・・・ん?」

順番なんて知らなん!とでもいうように男共であふれかえっていた。だいたいここにくるのは弁当をもってこない奴だらけなんだが、たまに買いにくる生徒達もいるがこれをみて諦めて教室にもどるのが普通なんだが・・・それをしらないのだろうか女の子が数人固まって待機しているようだった。
近づくと話し声がきこえ

「・・・ねぇ裕理・・・私たちのご飯分けてあげるから戻ろう?」

「そうだよ・・・売店がこんなにすごいことになってるなんてしらなかったし・・・この中にはいっていったら大変だよ?」

「いえ・・・皆さんのご飯を分けてもらって迷惑をかけるわけにはいきません。お弁当を忘れてしまった私がいけないんです。だからここは頑張って買ってきます!」

・・・あ〜・・・聞いちまったもんは仕方ない・・・

「・・・そこの女子3人組〜ちょいとそこで待機!」

「「「はい?」」」

声をかけそのままダッシュで戦場に入った。そこでは

「どけ!ハイエナどもが!(俺)」「っげ!犬塚!」「え?まじ!?」「キャーエイガサーン(野太い声)」「今度こそ犬塚には渡さん!」「・・・ふぅ」「このコロッケパンは絶対渡さん!」「踏んでください」「もっていかれる前に確保しろ!」「こちら相良!至急増援を!」「てめぇ!俺の脚ふむんじゃねぇ!」「焼きそばパン確保!」「罵ってください」「おばちゃん!これだけ会計お願い!」「なんだってぇ!?(割腹のいいおばちゃん)」「ひぃ!?」「ここでそれは禁句だばか!」「お姉さん!焼きそばパン・カレーパン・カツサンド・サンドイッチ・チョココロネ・ツナマヨオニギリ!(俺)」「あ!犬塚!てめ・・!」「はいよ!全部で1000円ね」「ちょうどね!ありがとお姉さん!(俺)」「くそ!またもってかれた!」「まだ残ってる!早く確保して自分の手に!」「お姉さん会計お願いします!」「〜〜〜!」「〜〜〜〜〜!」

俺は戦場から出てきて

「ほぃ。俺はカレーパンとツナマヨオニギリでいいからあとはどうぞ」

「「「・・・え?」」」

「いや・・・え?じゃないでしょ。そこの子が弁当わすれたから購買にきたんでしょ?ここは戦場だからねぇ〜女の子が一人で買うっていうのはきついものがあるでしょ」

いきこんでいた女の子にカレーパンとツナマヨを抜いて袋ごと渡しそのまま去ろうとしたが

「いえ!いけません!私が自分で!」

そういうがねぇ・・・

「・・・もう購買のパンって残ってないよ?」


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