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天使舞う、この世界
NO.2 無限の龍神
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にすることなく、俺の方向へ真っ直ぐと向かってきた。
アハハハハ、もう笑うしかない。

「『砲冠(アーティリフ)』」

絶滅天使(メタトロン)を王冠の形にして、霊力を込めて砲撃を打ち出した。
それすらも、片腕を薙ぐだけで消し飛ばした。強いのはわかってるけどさ、ここまでやられると悔しいな・・・・・・。
俺は意識が落ちた。


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「うぅん・・・・・・」

眼が覚めたら未来・・・・・・なんてことはなく、俺の『日輪(シェメッシュ)』の影響で地形が弱冠変化している戦闘場所だった。

「起きた」

・・・・・・まだいたんですか、オーフィスさん。

「怪我、ない?」

「ええ、最初に背中を殴られたところ以外はないですね」

付け上がっている気はなかったが、自信を木っ端微塵にされた。
はあ、こりゃ、冬眠は中止かな?修業に励むか。

「なら、鍛える」

「やめてください。死んでしまいます」

スパルタだな。気絶以外で休みなしか?

「大丈夫、死なないように手加減する」

「あなたの手加減は私にとって致命傷です」

真面目に、一発殴られただけで動きに支障が出たもん。

「大丈夫、さっきの耐えれたから」

いやいや、あの一撃で死亡までいかなくともポケ○ンで言う体力赤までいってますよ?

「いえ、本当に結構です。弱いですから、私なんぞに時間を使わないでください」

「駄目、我の仲間になる」

「絶対に嫌です」

思わず、反射的に言ってしまった。

「何故?」

「あなたの仲間になるということは、『禍の団《カオス・ブリゲード》』にはいれということでしょう?私は、《禍の団《カオス・ブリゲード》』には絶対に入りません」

正直、あのテロリスト集団の中に入る気にはなれない。それに、あそこは悪魔と堕天使が主流の組織だったはずだ。天使の俺はいつ狙われてもおかしくない。そんな常時命を狙われるような組織に入るわけないやん。

「じゃあ、入らなくていいからグレートレッド倒す」

「無理です。私は弱いですから」

「だから鍛える」

「鍛えても精々上級止まりです」

やれやれ。これじゃあ堂々巡りだよ。どうにかして引いてくれないかねぇ?

「じゃあ、どうすればいい?」

俺が聞きたいよ。

「じゃあ、一つ質問するわ。あなたは何故グレートレッドを倒すの?」

「静寂を得るため。次元の狭間、そこで我は静寂を手にする。そのためには、グレートレッド、邪魔」

原作通りだ。俺は、正直、この目
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