暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜白の剣士〜
新たなステージ
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かしこの手の天才のせいか、難点がある。
それは―――

「どうって、アクアの・・・」

「雫さんの攻略♪」

この通りかなりおばさんな性格をしている。おそらく研究のストレスによってこうなったのだろう。
ちなみに年は40。単純計算22で俺を産んだことになる。

「母さん、疲れてるのは承知でお願いしたいことがある」

「レクト、でしょ?」

「もう調べてたの?」

「ええ、かなりきな臭いとは思ってたから・・・。で、それがそのデータ」

母さんは紙の束を俺に渡した。俺はそこの書いてあった内容に驚愕した。

「っ!!これって!?」

「私も内容を見て驚いたわ・・・」

そこに記されていた内容は───。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
時は進みここはVRMMO、アルヴヘイム・オンライン(ALO)。妖精の国をモチーフにした世界である。
日は沈み、辺りは月明かりに照らされている。そこにたたずむ一つの影。
薄汚れたコート、フードで隠された顔、そこから覗く口元。
その人物は辺りを見回すと口元に笑みが浮かんだ。

「本当に、何もかもが懐かしい・・・」

声からして男と推測されるその人物はフードを外した。しかし、その顔は影によって見えなくなった。
確認できるのは、先ほどの微笑みとそして───

「さあ、行こうか・・・!!」





見るものを釘付けにする白銀の髪だった。





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