暁 〜小説投稿サイト〜
問題児たちが異世界から来るそうですよ?〜何気にチートの雷属性〜
3話
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


「寝言は寝て言え。勝負は勝者が決まって終わるんじゃない。敗者を決めて終わるんだよ」

「ヤダ何それ名言?十六夜君カッコイイ」

「ブフォ!?」

十六夜が蛇神に向けて言った言葉に茶々を入れる雷輝
雷輝の言葉に黒ウサギは吹いてしまい、十六夜に睨まれる

「…黒ウサギ、テメェ後でその耳むしり取るからな…」

十六夜は恥ずかしかったのか、顔を赤くしてプルプル震えながら黒ウサギに言う

『フン…その戯言が貴様らの最後だ!!』

蛇神の雄叫びに応えるかのように、川の水が巻き上がる

渦のように回る水柱が出来、十六夜と雷輝に襲いかかる

「ーーハッ、しゃらくせぇ!」

「ーー俺とお前とじゃ相性が悪りぃよなぁ…」

十六夜は腕を一振りしただけで水柱を吹き飛ばす
それを習うかのように、雷輝も腕を振る。すると少しバチバチッと音がして、十六夜と同じように水柱が吹き飛ぶ

『何!?』

もはや人智を遥かに超越した力に驚く蛇神だが、その間に、十六夜に懐に入られてしまう

「ま、中々だったぜお前」

そう言い、蛇神を蹴り上げる

『グッ!?』

蛇神の身体は宙に浮かび上がり、待ち構えていた雷輝の元へと行く
「雷の速度で攻撃食らったことある?」

バチバチィッと音が響き、雷の速度の拳が蛇神を叩く

もう何度目かわからない騒音が辺りに響く

『か、身体がッ…!?』

「だから言ったろ?相性が悪いってよ。ポケモンやってる小学生でも分かるぜ?水が雷に弱いって事ぐらい」

「くそ、今日はよく濡れる日だ。クリーニング代くらいは出るんだよな黒ウサギ?」

話しかけられる黒ウサギは、まだ何がなんだが分かっていない様子だった


---------------------------------------------------------------
---------------------------------------------
----------------------------

所変わり、六本傷の旗を掲げるカフェテラス

「なるほどね。大体理解したわ」

「理解が早くて助かりますレディ。そこでですが、我々のコミニュティに参加してみませんか?」

状況を説明すると、皆で仲良く話していたときにガルドと名乗る者が来て、ジンと口論をし、ジンのコミュニティの現状を暴露された、といった感じだ

そこでガルドは、自分のコミニュティに来ないかと誘った所

「お断りするわ」

「「ーーは?」」

飛鳥のビックリ発言に、ジンとガルドの声が重なる

「だって私、ジン君のコミュニティで間に合っているもの。春日部さんは?」

「…私はこの世界に友
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ