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問題児たちが異世界から来るそうですよ?〜何気にチートの雷属性〜
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『ーーーふむ、人間か?ココまで来るとは。試練を受けに来たのか?』
「あ?なんだお前?ヘビ?」
世界の果てへ向かっている途中、いや、世界の果てまでもう少しの所まで来て、十六夜に声が掛かる
喋っていたのはヘビ
『さぁ、試練を選べ』
「…へぇ、お前、俺を試すってか?いいぜ、お前が俺を試せるかどうか、試してやるよ!!」
そう言って十六夜は第三宇宙速度にも匹敵する速さでヘビの前まで移動する
『なッ!?』
「…やっぱ残念な奴だったな。お前」
十六夜はガッカリしたように言い捨てると、目の前のヘビの事を殴る
ボゴオオォォォォン!!!!
騒音が辺りに響く
十六夜はそこら辺の人間の拳とは違う
油断しきっていたヘビは、川に落ちそうになるが、耐える
『グッ…まだだ。まだだぞ人間ッ…!』
「おぃ!そこのヘビ!!邪魔あぁ!」
バゴオオオン!!
二度目の騒音
しかし今回は十六夜ではなく、第三者による者だった
『グオォォォ!?』
今度は完全に不意打ちなので、力を入れる事も出来ずに、吹き飛ばされる
ヘビは二度目の衝撃に耐える事が出来ず川に落ちた
「ーーー勇川!?」
そう、二度目の騒音は十六夜と共にこの世界へ飛ばされた、勇川雷輝の仕業だ
「おいーす!やっぱ来たわ!!」
「(…もう追いついて来たのか?速すぎるだろ…)…なぁ、お前、走って来たのか?」
「雷輝でいいぞ?走って来た」
「ーーーヤハハハ!!いいな、面白いな!勇川、いや、雷輝!!」
「そろそろ黒ウサギも来るぞ。で、あのヘビ何?今さっきの謝った方がいい?」
「いや、必要ねぇだろ。まだ生きてるし」
ココまでの会話、ずっとヘビは気絶している
「なぁ、雷輝。お前の能力ってーー「やっと見つけたのデスヨ!!この問題児様方!!」ーーっち、黒ウサギか。どうした、その髪の色?」
十六夜が雷輝の能力について聞こうとするが、そこに黒ウサギが来て阻まれる
「良かったのデスヨ…十六夜さん達が水神のゲームに挑まなくて…」
「水神?あぁ、あいつの事か?」
そう言って十六夜は後ろでくたばってるヘビを見せる
『ーーーまだ…まだ試練は終わってないぞ小僧ぉ!!…そこの小僧…よくも不意打ちなどとセコい真似をしてくれたな?』
「蛇神?!どうやったらココまで怒らせられるんですか!?」
「え、いやぁ、ゴメン」
「だから謝る必要ねぇだろ雷輝。アイツが上から目線で試練を選べとか言ってきたからな、アイツが俺を試せるか試させて貰った」
『心意気は買ってやる。それに免じ、次の一撃を凌げば勝利を認めてやる』
ヘビーー蛇神は息を荒くしながら十六夜と雷輝に言
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