オリジナル/未来パラレル編
第31分節 兆し
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咲はあの頃に戻りたいって思ってんのか? ヘキサちゃんが死んだことは俺だって悲しかった。けど咲のはレベルが違ってた。泣きもしない、怒りもしない。ここんとこは、ちょっとずつ明るくなってきてるけど。さっきみたいに急に豹変するなんてしょっちゅうで)
いい加減、紘汰の疲れも限界に達していた。少しだけ、と自分に言い訳し、紘汰も同じベッドに横になった。襲ってきた睡魔に抗うだけの体力は、紘汰にはなく、瞼を閉じた。
翌朝、咲が「幸せだった頃」まで記憶の退行を起こすなど、それこそ夢にも思わずに。
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