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真・恋姫無双 矛盾の真実 最強の矛と無敵の盾
反董卓の章
第23話 「…………メロン?」
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のに盾二に嫉妬するなんて、ただの逆恨みだろ……)

 元の世界でのミスにより、俺は一度死んだらしい。
 それをこの世界で再生されたが目覚めない俺を、盾二は必死で救おうとしていたとのこと。
 貂蝉は簡潔に語ってくれたけど、それがどれだけ大変だったのかは……なんとなくわかる。

 実感はないんだけども。

「ご主人様! 第一軍、第二軍共に残存兵力をまとめました!」

 盾二に報告してくるのは、先ほどの愛……じゃない、関羽さん。
 あの容姿で関羽って……やっぱいろいろおかしいよな。

「あ、劉備さん。そういや、盾二って……何故にご主人様?」

 さっきから疑問に思っていたことを、横でおとなしくしていた劉備さんに聞いてみる。

「え? ああ……だって天の御遣い様で、あれだけの力もあって、軍略も知略も政務もなんでもできるんだもん。だから、私達のご主人様ってお願いしたの」
「ご主人様……盾二、嫌がったでしょ?」
「え? わかるの?」
「そりゃ、なぁ……」

 ゲームならともかく、リアルで可愛い女の子にご主人様って言われるなんて……普通は喜ぶよりも引く。
 どこの貴族様だよって、俺でも思わず背中が痒くなる。

「けど、ずっと言っていたら気にしなくなったみたいだよ?」
「えぇー……」
「そこ! 変なことを一刀に吹きこまないでくれ!」

 俺が思わず盾二を見ると、非難めいた声で振り返る盾二。
 多分、かなり蔑む眼で見ていたんだろうな、俺。

「ご主人様?」
「いや、愛紗……いや、なんでもない。お疲れ様………………後で覚えておけよ、一刀」
「何で俺!?」

 俺が悪いの!?

「報告! 孫策様が面会したいと申されております!」
「雪蓮が……? 通せ」
「孫策……?」

 盾二の言葉に、再び横の劉備さんに聞く。

「劉備さん、孫策って、あの孫策伯符?」
「うん。その孫策さん。仲いいんだ……ご主人様と」
「……女性だよね?」
「もちろん」

 そっかー……どんな人だろって、おおおおおおおおお!?

「盾二……」
「雪蓮、お疲れ様…………その、ありがとう。色々面倒かけた」

 褐色の肌に桃色の髪!
 まさしく異国美人って感じでイイネ!
 大人の女って感じがするよ!

「おにーさん……鼻の下、伸びてる」
「あ、いや、その……」
「結構エッチなんだね…………ご主人様もそれぐらいならなぁ」
「……すいません」

 盾二は硬派だからなー……
 女にモテる割にはなびかないから、余計にモテるというか。

 というか、何で似ている容姿なのに盾二だけがモテるんだろ。
 アーカムでも研究員の女性に襲われたとか言っていたし……

 くそう、リア充め!

「気にしな
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