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ハイスクールD×D〜進化する勇気〜
第九話
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レス》・発動(アクティビティ)……マテリアルアクト……」

俺は再びバズーカを構える。するとバズーカの砲身に紫電が飛び交うようになる。

FAUXECLAIR(フォークスエクレール)!!!」

そしてバズーカを発射すると……バズーカの弾と共に雷が迸り、魔法使い達に当たる。

「ま、これで半数は減ったか……それで?お前は俺の援護か?ヴァーリ」

俺バズーカを消して振り返ると。そこには白の鎧に身を包んだヴァーリが降りてきた。

「アザゼルに援護に行ってくれって言われてね。リアス・グレモリーは自分の眷属を助けに向かったわ」

「そうか……それで?サーゼクスさん達も来てるのか?」

「うん、今こっちに向かってる」

そんな事を話していると、サーゼクスさん達がやってきた。

すると俺たちの前に一つの魔方陣が現れる。

「あれは!旧魔王の魔法陣……それもレヴィアタンの物……」

サーゼクスがそう言うと魔法陣から女性が現れる。

「はじめまして、偽りの魔王……そして各勢力のトップの皆様」

胸元を大胆に開けたドレスを着た女性が見下す目でサーゼクスさん達を見る。

「これは、どういう事だ。旧魔王の血を引くもの、カテレア・レヴィアタン」

サーゼクスさんが女性───カテレア・レヴィアタンに聞く。

「サーゼクス、我々旧魔王派は禍の団へ参加を決めました」

サーゼクスさん達はその言葉を聞くと何とも言えない表情をしていた

なるほど……悪魔も一枚岩じゃないって事ね。

にしても、旧魔王派か……それじゃサーゼクスさん達は新魔王派?

っと、そんなどうでもいい事を考えてる場合じゃない。

「本気で言ってるの?カテレアちゃん……」

セラフォルーさんが信じられない感じで聞く。

「ぬけぬけとよくそんな台詞を吐けますね、セラフォルー!ですが今日此処であなたを殺して、再び魔王を名乗ります。そして全てを消し去り、新たな世界を創るために私は力を得ました。」

「力?力とは一体何だ!?」

サーゼクスさんはそう聞く。

無限の龍神(ウロボロス・ドラゴン)オーフィス……知ってますよね?彼女は離れる際に自身の力とも言える蛇を置いていったんですよ」

「っ!……そうか、オーフィスが言ってたのは自身の蛇だったって訳か」

「その通りですよ。三英雄が一人、兵藤一誠。貴方があのような愚行をしなければオーフィスは我らの元で今でも力を振るっていたというのに」

「そんなの、オーフィスは望んじゃいねぇ!!あいつが望んでいたのは平穏な日常だ!」

俺はオーフィスの事をまったく理解していないカテレアに向かって叫ぶ。

「てめぇらは言葉巧みにオーフィスを騙した!俺はそれが許せねぇ!!
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