暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos19奇跡の箱庭・第零技術部〜Garden of Scaglietti〜
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ろで、「失礼します」って奥のスライドドアから1人のスーツ姿の女性が入って来た。デキる女キャリアウーマン、って感じがする。ドクターに「ウーノ。この可愛らしい少女たちにお茶を」って言われた女の人――ウーノさんは押して来ていたワゴンに載せていたティーカップを「どうぞ、皆さん」あたし達の前に置いて行く。
「それとドクター。気持ち悪いです。ロリコンは好感度を下げますのでご用心を」
「酷いな、私は素直に思った事を言っただけじゃないか」
「皆さん、ドクターに変な目で見られた際は我々シスターズにご報告を。必ずお助けします」
ウーノさんの周囲に展開されたモニターに映る女の人3人+女の子1人。ウーノさんから、ちょっと暗めな金髪がドゥーエさん、ドクターと同じ紫色の髪がトーレさん、茶色い髪がクアットロさん、唯一の女の子で銀髪がチンクさん、と紹介された。トーレさんとチンクさんは知っているわ。レーゼフェアに負けた映像をPT事件の時に観たし。ということは、ウーノさん達シスターズは純粋な人間じゃないのかもね。
「ドクターってロリコンだったんだ。これからは2人っきりで会わないようにしないと。管理局に入ったフェイトはもちろん、なのは達も気を付けてね」
「騎士イリス、君までそんなことを・・・」
項垂れるドクター。こんな人が次元世界屈指の天才科学者、ねぇ。まぁ天才と変人は紙一重なんて言われているし。そこまで深く考えるようなものじゃないわね。そんなやり取りの後にあたし達の自己紹介が終わった頃、ようやく「待たせてごめんね、みんな」奥のスライドドアからオルゴールのような箱を手に持ったマリエルさんが出て来た。
「これがみんなの新しいデバイスだよ♪」
「
第零技術部
(
われわれ
)
と
装備部の技官
(
マリエル
)
君との合作! 実に素晴らしいデキだよ、少女たち!」
ドクターはソファから立ち上がって長テーブルの上座に移動、白衣をバサッと翻して大きく笑う。それを見たアリシアが「悪の科学者みたい」ってボソッと呟いた。ドクターには聞こえなかったみたいだけど、ウーノさんには聞こえたようで「フフ」小さく笑い声を上げた。
「じゃあ、まずはフェイトちゃんからね」
マリエルさんが箱から“バルディッシュ”を手に取るとフェイトがソファから立ち上がってマリエルさんの前に移動、“バルディッシュ”を受け取った。次がなのは、そしてすずか、最後にあたしが“フレイムアイズ”を受け取った。
「ではそれぞれのデバイスの新機能を説明しよう。まずはフェイト君のバルディッシュからだ。ベルカ式カートリッジシステムを搭載し、その名称をバルディッシュ・アサルトと改めた」
ドクターが説明に入った。“バルディッシュ・アサルト”。フェイトの新しいデバイス。形態は待機を除いて3つ。通常の戦斧
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