第168話 『登塔』
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大魔闘演舞2日目の競技パート、『登塔』に出場するエルザ、ユモ、セイン、シェリア、ナデシコ、レヴル、バッカス、ハルト、タクヤ、一夜、リート、リノが集結した。
セ「エルザさん!お久しぶりですっ!」
エ「お前は・・・セインか?久しぶりだな。」
月の涙がまだ闇ギルドだった頃、セインはエルザとショールとの対戦経験がある為、エルザとは顔見知りでもあり、その強さも実感している。
ユ「何か、強者揃いになっちゃったね。」
ナデ「で、でも・・・!そ、そそその方が、面白味が・・ああああありますぅっ!」
すると、石造りの観客席の下にある出入り口から大魔闘演舞のマスコットキャラクター、マトー君がちょこちょこと歩いて来た。マトー君は『登塔』の出場者達の前で止まると、
マト「では、大魔闘演舞2日目の競技パート、『登塔』のルール説明を行いますカボ。」
そう言うと、マトー君は白い手袋をした指をパチン!と鳴らした。すると、ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・と会場に地鳴りが響いた。
観3「ま、また地鳴りかよっ!?」
観4「2日連続で何なんだよっ!?」
すると、会場の地面に『登塔』の出場者達を取り囲むように12個の巨大な魔法陣が浮かび上がり、その魔法陣から天高く聳え立つ巨大な12の塔は姿を現した。
チャ「な、何とっ!会場に巨大な塔が出現したぁぁぁっ!!」
ヤ「こりゃあすごいねぇ。」
ジェ「COOL!COOL!COOOOOL!!」
ジェイソンは興奮しすぎてアンテナのような髪がピーンと立ち、腕を上下に振っている。
ナ「で・・でっけぇ〜。」
リョ「エルザとユモの奴、これを登るのかぁっ!?」
グ「気が遠くなりそうだ・・・」
待機場所にいたナツ達も塔の迫力差に圧倒される。よく見ると、12の塔の入り口辺りにA〜Lの文字が刻まれている。
シェ「うわぁ〜!」
リ「こりゃすげ〜な。」
バ「ヒック。面しれェ・・・ウックゥ〜・・・・」
出場者達も驚嘆の声を上げる。
マト「ルールはとっても簡単。A〜Lの12の塔のどれか1つを選び、塔の頂上に辿り着いた時間を競う競技カボ。」
タ「こ、これを登るぅっ!?」
ハル「うわっ・・・」
タクヤとハルトは塔を見上げる。頂上はここからだと全く見えない。
マト「もちろん、ただ登るだけでは面白味がありませんので、塔の中にこのようなものを準備させて頂きましたカボ。」
そう言うと、マトー君はまた指をパチン!と鳴らした。すると、|映
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