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問題児たちが異世界から来るそうですよ?〜何気にチートの雷属性〜
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ッと問題児達の方を向く少年

「お帰り、黒ウサギ。そちらの三人が?」

「YES!こちらの御四人様が………え、あれ?もうひとりいませんでしたっけ?全身から"俺問題児!"ってオーラを放っている殿方が…」

「「あぁ(あら)、十六夜(君)の事?アイツ(彼)なら世界の果てに行ったぞ(わよ)?」」


飛鳥と雷輝のタイミングが被る

「…最悪ね。こんなゴミと被るなんて」

「俺ついに生物じゃなくなったね!?ソロソロ泣くよ!?」

「冗談よ」

そう言ってクスクス笑う飛鳥
口に出してる程、飛鳥の中で雷輝の好感度は下ではないようだ

「わ、笑い事じゃありません!"世界の果て"には野放しにされている幻獣が!出くわしでもしたらとても人間には太刀打ちできません!」

一人慌てた様子のジン

「あら、それは残念。もう彼は…」

「ゲーム参加前にゲームオーバー?…斬新」

「え?嘘幻獣なんていんの?やっべ俺も十六夜について行けば良かった」

ジンが言った事に、三者三様の態度をとる


「…ジン坊ちゃん。申し訳ありませんが御三方のご案内をお願いしてもよろしいでしょうか? 黒ウサギは問題児を捕まえに参ります。"箱庭の貴族"と謳われるこのウサギを馬鹿にしたこと…骨の髄まで後悔させてやります!」

そう言って、黒ウサギは髪をピンクにして駆け出す

「一刻ほどで戻ります!皆さんはゆっくりと箱庭ライフをご堪能ございませ!」

「…箱庭の兎はずいぶん速く跳べるのね」

「ウサギたちは箱庭の創始者の眷属、力もそうですが様々な権力の他に特殊な権限も持ち合わせた貴種です。彼女ならよほどの幻獣と出くわさない限り大丈夫だと思うのですが…」

「今からでも遅くないかなぁ……いやでも一回断ってるし恥ずいなぁ…でも幻獣も気になるし…」

飛鳥が感心し、少年が心配し、雷輝が考え込む

「…うん、よしやっぱ行くわ!俺もすぐ戻る!!」

さっきまで考え込んでいた雷輝が、結論を出したかと思うと、飛鳥達にすぐ戻る発言をしーーーーー


ーーーーー消えた

いや、正確には消えた訳ではない

ただ、速すぎて消えた様に見えただけだ

「「「…え?」」」







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「どこまで遠くに行ったのでございますか…!あの問題児様はぁ…!」

走りながら独り言を言っている黒ウサギに後ろから声が掛かる

「おい!黒ウサギ!」

振り向くと、そ
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