第四十九話 思春期B
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入った本局の制服か、左右腿にスリットラインが入った地上部隊の制服か、青地に前開きのスカートな提督の制服、どれが最も猛るのか観察日記』
「どうしてこれを夏休みの宿題で書こうと思ったの!? 先生普通に困るよ! 後回し!」
『ぷにゅのような存在感を手にするための観察日記』
「やっぱり存在感を気にしていた! 観察対象から一体何を学ぶ気!? 後回し!」
『先輩たちと考える魔法少女の変身コスチューム製作日記』
「先輩さん周りの影響力を考えて! 後回し!」
『ツッコミを製作できないかを真剣に考える日記』
「まずい! ちょっとカウンセリングしてあげないと!」
―――我が道を突き進みまくる子どもたち。もはや、先生のライフポイントはゼロだった。
******
先生が悲鳴をあげていた同時刻。クラナガンの街で1人の少年も同じように叫びながら、全速力で逃げまくっていた。世界はいつだって、こんなはずじゃないことばっかりだよ。クロスケ君の言葉が、アルヴィンの心の中で響きまくっていた。
こうして新たに、アルヴィンの原作登場人物欄に、徐々に名前が刻まれていくのであった。
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