第四十九話 思春期B
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マスコットさんがお仕事をしているところを見かけました。確かお母さんが開発したおまわりさんです』
プレシア・テスタロッサが開発した、地上の守り手。所有者の意に従って、行動する忠実なる人型機械である。無印の原作では、時の庭園内に突入したなのは達を迎え撃った、無人の鎧兵器たちであった。時代を超え、過去ではなく未来を守るための守護者として、彼らは命を授かった。
開発に開発を重ね、さらにチームを組んで取り組んだプレシアたちは一切自重することなく、100体以上の数を作り上げた。しかもそれがほぼAクラス魔導師と、同じだけの力を持っている。それが現在3種類のタイプまで作られており、ミッドチルダ中で任務に就いていた。犯罪者は泣いていいと思う。
『1年ぐらい前にお母さんから、「ミッドの平和を守るロボットなら、アリシアはどんなデザインがいいと思う?」と聞かれたので、「犬のおまわりさんみたいな感じで、くまのお兄さんみたいなの!」と答えたことを思い出しました。「ふもっふ」と挨拶をされたので、リニスと一緒に「お疲れさまでした」と頭を下げました』
「ミッドに着ぐるみみたいなのが大量発生した理由ってそれなの!?」
ちなみにその傀儡兵の役割は『砲撃兵』。原作にて高いバリア出力を誇り、なのはとフェイトの2人がかりで倒した傀儡兵と同じである。多少小型化され、量産化されているが、能力は健在。犯罪者は泣こう。
『あと、お兄ちゃんは2種類の案を出したみたいで、緑色と赤色の怪獣さんでした。前にテレビで「たーべちゃーうぞー」とか「魔導砲ですぞぉー」って言って悪い人を追いかけているのを見ました。私も次のデザイン案では、もっと頑張ろうと思いました』
ミッドチルダは着ぐるみで守られていた。
《観察日記D》
『お兄ちゃんがニボシでリニスを1本釣りしようとして、失敗していました。次にチーズや鶏肉とか色々試していましたが、難しかったみたいです。「女を物で釣るのは大変なんだぜ」ってラン君がクラスのみんなに言っていたけど、このことなんだとわかりました』
「ランディ君、明日職員室に呼び出し(メモ)」
《観察日記E》
『今日もリニスは見回りに出かけるみたいです。私もリニスに教えてもらった道をぐるっと回っていたら、前からローズグレーのきれいな髪の女の人が現れました。リニスを見た瞬間、嬉しそうに抱き着いてゴロゴロ甘えていたのにはびっくりしました。猫耳としっぽが生えていたので、使い魔さんみたいです。ウィン以外で使い魔を見たのは、初めてでした』
ちなみに甘えまくった後、リニスの傍にいたアリシアにようやく気づき、「うにゃァーーん!?」と羞恥心で爆発したのは余談である。
『ねこのお姉さんはアリアさんって言って、リニスの妹分として
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